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2012年10月24日水曜日

お知らせ!銀座松屋のDMです

日に日に寒くなりますね。
鍋が恋しい季節の到来です。

冒頭でも先日からお伝えしております!11/7(水)から銀座松屋7階デザインコレクションイベントスペースで開催されます。「NEW DIRECTION IN JEWELRY」!!


DM表
















DM裏




















15ブランドが3週間に渡り、5ブランドづつ週代わりで登場です。
会期中はクリスマスうをイメージして創作したピアスやペンダントがオーナメントとしてクリスマスツリーを飾ります。数量限定の販売となりますのでどうぞお見逃しなく!!

私「oro di oco」は2週目の11/14~11/20に登場です!!


DMをご希望の方はこちらよりメールフォームに入り、住所、お名前、メールアドレスなどを記載の上ご送信ください。DMをお送り致します。


私もかわいいクリスマスオーナメント!モリモリ制作してまーーーす!!








2012年10月12日金曜日

素敵な話

もう半世紀近く連れ添ったご夫婦。

いつも旦那様の運転で奥様をエスコートしていらっしゃいます。

そんなある日、事件が起きました。
奥様は車のドアに手を挟んでしまったのです。奥様の手は腫れあがり、あわてて病院に駆け込んだとのこと。

幸い骨は折れていなかったものの、検査の為に大切な結婚指輪は、病院で切断されてしまいました。


プッツリと切られた「カマボコ形」の結婚指輪。


そのリングを直したいとのことでした。

中に刻まれた刻印は、結婚された日「1965.○.○」 とイニシャルが刻まれていました。

「加工するにあたって、もしかすると元の刻印が消えてしまうこともありえます。」
その旨をお伝えすると、
「何と書いてある?」という話題になり、お二人に年号を読んで差し上げると、結婚当初のエピソード~指輪にまつわる話を楽しそうにお話になる二人の姿がなんともお幸せそう。


内側の刻印は、「1965」の「19-65」という具合に文字の真ん中で切られている。。。
お医者様~ここで切ってしまったか~といっても、急を要することでしたし、外側からなんて、刻印は見ることは不可能なのでしかたありません。


ご夫婦と相談の結果、

●出来るだけ元の形を残すということ。
●奥様のご希望は、自分の誕生石(4月)のダイヤモンドを持っていないので、ダイヤモンドを付けて欲しいということ。
●ずっと身に着けていたいので、引っかかりにくいデザインに!
●デザインはお任せということ


デザインお任せ!嬉しいけど!やっぱりプレッシャー!
いつもより少しお時間を頂いて。。。。

もしも、刻印が消えてしまっても、再度新しく刻む事も勿論出来ます。
消えた場合は新しく刻む事も了解を頂きましたが、、、。

元に書かれたオリジナル文字は、今までの思い出がたくさん詰まっていそう!やっぱり残したい!と、勝手に考え慎重に作業~。

そして刻印も無事綺麗ににつながり完成!

























先日、旦那様に、あと数日で完成です。と、お伝えすると。。。。

「家内には仕上がったことは内緒!ポンと渡したい!」と茶目っ気あふれる素敵な笑顔で答えてくださいました。

あら!なんて素敵なサプライズ!!


後日、完成のご連絡の電話をしたところ、ちょうど一緒に奥様もいらっしゃったらしく、計画は即座にバレテしまったようで、、、。


すぐにお二人で一緒に指輪を迎えに来られました。

指輪をご覧になられた奥様は、とても感激されていて、見ているこちらも嬉しくなります。
早速指輪をはめていらっしゃったので、そのままはめて帰られるのかな?と思っていたら、

「この箱は頂いていいの?」

『はい、どうぞ!』

『お包みしましょうか?』

「包んでくださるの?嬉しいは!!」と目をキラキラさせておっしゃいました。

「お父さん(旦那様)から、ちゃんとプレゼントして欲しいの。」

「はい!おとうさん❤」

リボンで飾られた小さな包みを、旦那様に渡されました。

家に着いてから「セレモニー」をするそうです。


素敵なご夫婦。












2012年10月4日木曜日

サビの話

前回アップした(お宝:骨董市で手に入れた工具)
サビサビを除くべく、サビとはなんだ?真剣にサビを考えてみました。。。

細かいことはさておき、工具は鉄製。サビは鉄を侵食して出来たものなので、鉄の表面にサビは、食い込んでいる?ようで、、、、す。

と言うことは・・・。サビを取り除いたら、工具の表面は、サビ取り液によって、サビは取れるけど、、、工具の一番重要な機能をする部分も無くなってしまうという事?どういうこと?


えええーーー!!困る。。。使い物にならない!!

でも自分の頭で考えた理論なので、なんか違うかもしれないし。。。

と、頭の中でグルグル考えていて、なかなか工具のお手入れが進まず。。。



先日、東京に行く機会があり、新宿の東急ハンズによってみました。

サビ取のコーナーに足を運び、早速サビとり液をチェック!しかし種類が豊富で、何を選んでよいやら、、、。

と悩んでいると、、、

ハンズの定員さんから、「サビとり」の説明を受けているお客さんがいたので、耳をダンボにして、やり取りを、聞いてみました。

その内容が、すごーーーく適切というか!お客様の欲しいものはこれ!!っていうか。「かゆいところに手がとどく的な~」。私も「この定員さん」のアドバイスは聴く聴く!!って一瞬で思う程の説得力がありました。

絶対この「定員さん」に伺いたい!という事で、早速声をかけよう!!と思ったら、タイミングが合わず、急がしそうにサッサと遠いところへ~。。。

待ってくれーーー。と後を小走りで追いかけ、やっとの思いで定員さんをGET!

早速「工具のサビを取りたい」と説明したところ~。


お答えは

「ありません」

「???」

「ない?」

だって、こんなに「サビとリ液」が陳列してるじゃないですか~?

定員さんい曰く・・・。

精密工具の場合は、サビを取ると、刃が「なまくら」になって使い物にならない!

サビが出ないように、管理、保管をすること!!と暖かいアドバイスを頂きました。

サビ取りをしないで、使った方が「マシ」だそう。。。結局オススメは無いらしく。。。残念!

でも裏技を教えてくれました♪

なんて素敵な方でしょう❤


ホレてまうやろーーー!!