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2013年4月25日木曜日

ピエールに会いたい

たまに行く地元の百貨店では、ときどき変わった魚を売っています。

先日のことですが、、、
今日の夕食は「焼き魚」か「魚の煮付け」が食べたいなぁ。。。。と思い鮮魚売り場へ。

普段は、準備が楽な、お刺身コーナーに行くことが多いので、久しぶりに「切り身」じゃない魚を拝見。

「イシモチ」や「カレイ」、「あゆ」。。。そして山梨県では珍しい、「カサゴ」や、「イトヨリ」、「マトウダイ」などなど、、、が鎮座していました。
「マトウダイ」?へんな形~。、どうやって料理するの?と思いつつ、閉店時間も近かった為、結構な量が売れ残り状態。安くなっていたので、いつもは買わない?買えない?「イトヨリ」を買うことに。

「焼き魚」か「魚の煮付け」という予定は変更になり、、、、。

見た目豪華な「イトヨリのアクアパッツア」を作ることにしました。


作り方はいたってシンプル。

鍋でにんにくの微塵切りをオリーブオイルで炒めて、香りがたったら、イトヨリを鍋に投入!お塩をパラパラかけて、白ワインと、オリーブの実を好きなだけ鍋に入れて蓋をするだけです!

が、、、。

途中で、庭に植えてある大量のパセリを思い出し、調理の前半でパセリを摘みに走り。。。イトヨリのお腹に、無理やり詰め込み、、、。セーフ!!
再び蓋をして、数分煮込んで出来上がり~♪




























「本格アクアパッツア」はアサリとか、パプリカとか、たくさんの材料が必要。いろんなダシが出て美味しいけど、、、。

「行き当たりばったりのアクアパッツア」なので、これはこれで、、、美味しかったです(^^)


そうそう。百貨店に売っていた「マトウダイ」。
今までに食べた記憶が無いので、気になってネットで調べてみました。

どうやら美食の国、フランスでは、「舌ヒラメ」に負けないぐらい「ムニエル」で登場するみたい。。。
魚辞典の評価は「非常においしい」の「☆3つ」!
そうだったのか~。
そのことを知っていれば!そっちを買ったのに!!ととっても後悔。

そしてフランスでは「サン・ピエール」と呼ばれているらしい。

あの顔で「ピエール」かぁ~。「ぷぷぷっ」

今度「ピエール」に会えるのはいつだろう。。。食いしん坊の私はすでに恋しい気分です。

「ピエ~~ル~~ッ!!!」












2013年4月19日金曜日

シャガの咲く頃






















“シャガ”という花。
日本の全国各地で見られるお花。。。。と最近知りました。

日陰を好む植物で、初夏になると咲き始めます。

この花を見て思い出すことは、、、、。

私がまだ幼稚園ぐらい。もっと前だったかな?
もう何十年も昔の話。
2つ上の姉と庭で遊んでいることのお話。

当時住んでいた家は、代々商売をやっていて自宅兼店舗。敷地は細長いうなぎの寝床のような形をしていました。

建物の裏に庭があって、その庭も細長い形。
裏口までの細長い道の両側に庭があるような感じでした。
庭には祖母が育てた盆栽やら、樹木やら、今考えると本当にたくさんの植物が植えられていて、その中に“シャガ”も咲いていました。

いも虫 と バッタ



















シャガが咲く今の時期は、子供にとって、外に出て遊ぶ絶好の時期。

私達姉妹も庭で遊びまくっています。

たぶん姉妹2人で定番の「おママゴト」をしていたのだと思います。
水を運ぶことの出来る容器を姉が探し始めました。
庭にはガラクタ置き場のような、使わなくなったモノをおいて置く場所があり、姉はそのあたりから瓶を見つけ出しました。


瓶には何やら「液体」が入っていました。その液体は邪魔だったので庭の植物に向けてビッシャーッ!!と投げた瞬間!!

「ジュッ」と音をたてて煙けむりが上がったのです(><)。

びっくりして2人で顔を見合わせたか、そうじゃなかったか、、、、。
忘れてしまいましたが、、、、。
あまりの衝撃でその瞬間しか覚えていません。

いま考えると、、、、。
その液体は貴金属加工をするときに使う液体だったのかと。。。。

私のご先祖さまのお祖父さん達も、貴金属を加工する職人さんでしたから、、、、。
その液体は案外身近にあったのです。
当時は、お弟子さんも何人もいたと聞いたことがあります。
きっとご先祖様達が60年以上も前に使っていたものでは?と考えられます。

幼い子供だったから、字が読めなかったのだろうと思いますが、たぶん蓋には「危険」とか何らかの文字が入っていただろうと思います。もしくは、古い瓶で、消えたか、ラベルが剥がれてしまっていたのかも。。。

そんなモノが家の中にあると、逆に危ないし。。。。子供の手の届かない場所に保管してあったのか、古すぎて忘れ去られた過去の産物だったのかなぁ~
今となってはもう誰もわかりません。

そんなモノを、、、。
子供は瓶欲しさに探し当ててしまったのでした。。。

今ではありえない話です。
本当に何事も無くてよかった~
今考えてもゾッとする話。

シャガの咲く季節。庭に出ると思い出す話。












2013年4月12日金曜日

~筍~ 続編 そして お祭りのこと

昨日は筍の水煮を作り終えて終了しました。






















そして今日は、山椒の芽の収穫です。
と言っても、、、、。庭に出て、プチプチと摘むだけなんですが、、、、。

出てきたばかりの新芽は「木の芽和え」には少し小さい気もするので、、、これから、山椒の実になる「山椒の花」を摘まないように、少し成長した葉を収穫。

筍3本分の木の芽和えを作るには、結構な量の「木の芽」が必要でした~。

収穫の終わった手からは、ふんわりフレッシュな山椒の香りが~♪

収穫した山椒の葉は、茎を取り除いて葉っぱだけに、収穫の半量はすり鉢ですって、半分は包丁で微塵切りに~。

白味噌と、砂糖、筍に下味を付けたお出汁などを合わせた中に山椒の葉を投入!

さらにすり鉢で混ぜて~!下味を付けた筍を投入!

出来上がり♪





























とても美味しい筍の木の芽和えの出来上がり!!


そして、
今日(4月12日)は武田神社の例大祭。
武田信玄のご命日です。

武田神社では、午前中から500kgもあるお神輿が出ています。
町の男衆が、武田神社から遊亀公園という5~6kmも先にある公園との間を数時間かけて往復します。

お神輿が武田神社を留守にしている間は、武田神社の境内にある神楽殿では奉納の舞が行なわれています。

神社の周りでは、太鼓と笛の音が心地よく響き渡っています。

























 


舞の演目は数種類奉納されます。

去年は白狐が矢を射る演目がありました。
射られた矢を拾うと、どうやら御利益があるらしいのです。
去年はその矢を拾うことが出来なかったので、今年こそは!!!ゲットしたいなぁ!

木の芽和えや、このお祭りが行なわれると春だなーーーとつくづく感じます。。。
また新しい日々に前進です(^^)!!


そして、、、、4時間後


今年はお神輿がいつもより帰りが遅いような気がします。
神楽舞のフィナーレ?というか、矢を打つであろう舞がいよいよ始まりました。




























今年はどうやら、白い狐の舞ではなく、「四弓」という演目でした。

実は私、例大祭で舞を見るのは2度目・・・・。去年と違うから、矢は撃たない???
今年も矢を撃ってくれるのかしら~とちょっと不安でしたが、、、。
4人がそれぞれ4本の矢をしっかりと握っているのを確認!!
よしやるな~(^^)!という感じです。






















フィナーレで、矢を撃つということを知っている地元の人たちは、舞の終盤にむけて、ジリジリと神楽の近くに寄って行きます。

それを見て、私も、ちょっとだけ前進。。。。

さあ!いよいよ撃ちますよーーー的な動作を始めたのを見計らってすすすーーーとより近づきます。
去年は取れなかったので、、、今年は欲しい~!!


舞の独特なタイミングで、4人は4方向に矢を放ちました!!!
フューーーン!という程、距離が飛ぶわけでない事は、去年勉強したので、飛んできそうな場所にしっかりとスタンバイ!

そして!
なんと!!
今年は!!!

じゃーーーん!!





























運よくゲットできました!!
ワーイワーイ(^^)←大人げ無くはしゃいでます。。。

念願の矢!嬉しい(^^)!ご満悦♪
しかし、、、ゲットしたからといって、この矢にどんな効力があるとかは全く知らないんです。。。。
でもきっと、今年は良い事あるにちがいない♪

最初の1回目に放った矢は競争率も低くかったので取れたようです。
その後の、2回目からは、周りの観客の人も、去年の私のように「貰っていいんだー」という事を知り、皆集まっていましたから!!

そして私は1本拾えたので!途中で帰ってきてしまいました!

でも実は、最後の最後に「弓」も投げるらしい~と、終わってから近所の方に聞いてしまったのです。。。

うぅ~ん。残念。。。
来年は弓をゲットしたい。。。と思う私でした。

















2013年4月10日水曜日

~筍~ 再び!

最近はなんだか、、、お料理ブログになりつつあります。

先日の筍煮が高圧圧力鍋で上手くいったことをいい事に、またまた筍を手に入れてしまいました~。


















しかも3個も!!

最近の暖かさで、山椒の芽も伸び始めたので!
「筍の木の芽和え」を作ろう!!
というわけです♪

今回は前回の失敗をふまえ、小麦粉の量を若干減らして高圧圧力鍋で、”シュッシュ”した結果!!























鍋の蓋がカピカピになるほどの噴出は避けられ、見事成功~!

よかったよかった!

今日はとりあえずここまで。

明日は山椒の木の芽の収穫ですよ~♪





2013年4月7日日曜日

物事には意味がある!?

家の小さな畑には、今年も「ほうれん草」がワサワサ生えています!!




























この時期に数日収穫を怠ると、せっかくのほうれん草も、硬い葉っぱに育ってしまいます。

なので、、、せっせとほうれん草を収穫+料理します。

程よく育った獲れたてのほうれん草は軟らかくエグミも少なくて美味しいです♪

そうは言っても毎日食べ続けようと思うには、工夫が必要!!

少し変わった料理は無いかなぁ???と、インターネットで「ほうれん草レシピ」を検索。検索、検索。

そんな中、少し気になった事がありました。

「ほうれん草は茹でてから料理するか?」

小学校の家庭科の実習で習ったのは、「茹でてから調理」でしたが、、、、、。
最近は、サラダほうれん草という、生のまま食べることの出来るものもあるので、「茹でなくても、自分がエグミとか気になら無ければ、いいのでは?」茹でると、一手間かかって面倒だし~。

と思っていました、、、、。

ある記事によると、ほうれん草の成分の中には「シュウ酸」が含まれていて、茹でることによって、水溶性の「シュウ酸」が水に溶け出る。と。。。。「シュウ酸」は、結石の原因になる人もいると書かれてありました。
へーーーっ!ほうれん草を茹でるには、味の問題だけじゃなく、ちゃんと意味があったのね~と今更ですが関心してしまいました。

もっと調べると、「シュウ酸」は「カルシウム」と一緒に食べると、体に取り込まれる量を減らせるともありました。
「ほうれん草のおひたし」に「カツオ節」をかけるのは、これまた意味があったのね~。






















さて、今日はどんな料理に変身させようかしら(^^)
ちゃんと茹でてからね!!










2013年4月5日金曜日

花より ごはん!

先日まで、さんざん「花便り」をアップしていた私ですが、、、、。

庭に「山椒の芽」が出始めたのを発見してしまい。。。。。

「あ~筍の木の芽和え」の季節だわ~と思った瞬間、無性に「筍ご飯」が食べたくなって、昨晩スーパーに向かってしまいました~!!

筍のシーズンにはまだ早いかな~?と思いましたが、
ありました!
筍!

頭の中はすでに、「花」より「ごはん」です。


そして今朝から、筍を下湯ですることに!



筍の下湯では時間がかかるので、今回は光熱費削減のため「高圧圧力鍋」を使って煮てみることにしました。

数年前に、手に入れた「高圧圧力鍋」
普通の圧力鍋より、圧力が高くかかって、より短時間で料理が出来上がる優れもの!

でも、圧力鍋で、筍を下湯でするのは初めて。
中身のようすが見えないので、ちょっと心配もありますが、、、、。








とりあえずやってみよう!!

と「高圧圧力鍋」のレシピ本通りに調理してみることにしました。

普通、筍を下湯でする時は、「米ぬか」とかを使っていたのですが、、、本には、大匙1杯の「小麦粉」と載っていて、「へぇーーーー」という感じ。
「米ぬか」だと、噴出口が詰まって危ないから(??)


レシピ本通りに!筍を鍋に入れて、筍がかぶる位水を入れて、小麦粉を溶かし入れて、蓋をして、加圧。。。。。

圧力が加かって、シュッ!シュ!と「おもり」が動き始めて、加圧状態に達しました!

圧力が加かったら、弱火に。と書いてあるので、弱火に~♪

と、火加減を弱くした瞬間に、噴出し口から「わーーー!」と泡が噴き出すではないですかっ!!!
えええぇ~今までにこんな事になったことないんですけどーーーー!!
聞いてないよーーー!
とアタフタする私(汗)。

レシピ本通りにやったから、大丈夫、大丈夫。。。と心を落ち着かせます。

たぶん、、、入れた小麦粉が、悪さをしてます!!
鍋の蓋は噴出した小麦の入った蒸気が、熱で乾燥して、カピカピに。。。。。

そんなこんなで、15分。火を消して、調理からやっと開放されました。
ホッ(^^)。

自然に冷めるのをまって、数時間。

ほっこり美味しそうな筍の下湯での完成です。

今朝からの筍の下湯でに始まり、なんだか本日はお料理モードにスイッチが入ってしまった私は、「筍ご飯」+「他」をせっせと作るのでした~。

おダシで煮た、たけのこの上に、
山椒味噌と、アスパラホタルイカをトッピング
チリの白ワインと!





















2013年4月4日木曜日

花便り2013 (庭の花々2013春Ⅱ)

鯛つり草。

今年も鯛がたくさん釣れました~





























大量!大量!





































2013年4月2日火曜日

ビビリです。。。

oro di oco作品は「gold」が中心なので、最近はもっぱら「金」を扱う機会が多いです。

以前は仕事でプラチナばかり使っていたのですが、oro di oco作品を作るようになってからは、たまーに使用するぐらい。

今日は久しぶりにプラチナを使う事になり、プラチナの端切れを「熔かし固める」作業をすることにしました。

Pt900【プラチナ900】は1000分率で、目方の900‰がプラチナ。残りの100‰がパラジウム(他の金属の場合もあります)。
融点は1755℃。

融点が高く、熔ける温度まで上がると(あえて例えるなら)「太陽のように、まぶしく輝きます(因みに太陽の表面温度は6000度なのでプラチナの方が大分低いですが。。。)」。

という訳で直接見ながら熔かすことは出来ないので、専用のメガネをかけて熔かす作業をします。




























プラチナを溶かすときに、いつもドキドキするのですが、、、、。

プラチナを熔かしている最中に、運悪く空気が入り込むと、パンッ!と大きな音をたてて破裂します。プラチナは高温で液体化して飛び散るので、大変危険。

熔かす時は、毎回引け腰です。。。。格好悪い情けない姿で、、、、ビビリです。

そして、飛び散ったプラチナは何処へやら~。全部は飛び散らないにしても、確実に減るので、ダブルでショックです。























今回は上手く行きました(^^)。

幸いなことに、未だに火傷や怪我をしたことはないのですが、、、。
毎回緊張する気の引き締まる作業です。













































荒熱がとれると、「ツルリ」とした美しい塊りになります。

特に自分で熔かさず業者さんにお願いすれば熔かし固めてくれるのですが、、、、。
時間の関係で今回は自分でやってしまいました~。

怖いけど、、、この作業嫌いじゃないんです。










2013年4月1日月曜日

外出は~

春が来てポカポカ陽気です。

外は花が咲き乱れ、今日も「鯛つり草」が咲いていました。



























そんな中、さっそく「蚊」に刺されてしまった私。。。。
まだ夏は遠いのに!!!

毎年「蚊」が発生すると、家で飼っている家猫には外出禁止令を発令!外には出しません。
普段は室内で飼っていますが庭の範囲で毎朝数十分、外に出るのが日課です。

今年は、その外出禁止令があまりにも早く発令してしまいました。

かわいそうだけど、、、。
蚊に刺されると病気の原因になるので出してあげません。

この外出禁止に慣れるまでは当分の間、私と猫の戦いが続くのです。。。。。




























外に出せーーーーって訴えてきます。


そんな目で見ないでよ。。。。。。。。。。。。。。。。。。。