更新がすっかり遅くなってしまいました。
11月7日(火)に無事に伊勢丹新宿店での展示販売が終了いたしました。
ご来場いただきましたみなさま。
お買い上げいただきましたみなさま。
本当にありがとうございました!!
そして、お手伝い頂いた方々。
一緒に1週間過ごしたブランドのみなさま。
今回もありがとうございました。
感謝の気持ちでいっぱいです!!!
地元へ帰るとすっかり紅葉していました。
実は今回、会期中に約18年共に過ごした飼猫のメルが旅立つという。。。
とても悲しい事もありましたが、会期中はみんながいてくれたおかげで、お仕事に専念して気を紛らわす事が出来たので会期を乗り越えることが出来ました。
出張に行く前はいつも玄関にお見送りをしてくれるのですが、今回の出張に限ってそれが無かったので、「行ってくるね」と顔を見ずに出かけたことが心残りです。
今考えてみれば、見送りが出来ないぐらいに体調が悪るかったのでしょう。。。
会期前は忙しくて、メルの体調を気にしてあげられなかった事も悔やまれます。
自宅に帰って来たときは、玄関に必ずお迎えに来てくれていたのに、、、。
もう来てくれないと思うと寂しい。
最近はそんな気持ちをふとしたときに感じます。
先日、私の尊敬する大好きな作家さん。
藤田理麻さんの年に一度の展覧会が開催されました。
毎年必ず理麻さんに会いに伺います。
そして今年も。
理麻さんに会うことで、頑張ろうと不思議と前向きでいれる気がするのです。
今回は特に寂しい気持ちを抱えたまま理麻さんに会いに。。。
トークショーが開かれたのですが、今回は参加型のトークショー。
理麻さんがアンデスのシャーマンから伝授された「デスパチョ」という儀式を参加者のみなさんでしましょう!とのことでした。
「デスパチョ」は、人や物、事、この世の全てへ感謝しましょうという儀式。
とてもシンプルな考えのもとで起こった儀式だそうです。
布の上に、綿や、お花、キャンディーを好きなように並べて「デスパチョ」を完成させます。
その時に大切なことは、身近な人への感謝や、その場に居合わせたことへの感謝。毎日食べ物が食べれることへの感謝。勇気づけてくれ言葉への感謝など。。。。。
感謝の気持ち。
まずは理麻さんが、白いコットンの布にお供えのお花にふっと息を吹きかけて並べていきます。
そして、参加者の方々にお供えのコットンや、お花、キャンデー、植物が配布され、思い思いの感謝の気持ち・ありがとうをふっと息を吹きかけて白い布の上に置いていきます。
日頃は忙しくて気に留めない事も、こんな機会に思い出して感謝してもよいでしょう~。との事。
「お願い」をするのではなく、感謝の気持ち「ありがとう」の気持ちをお供えに込めて、お供え物に「ふっ」とやさしく息を吹きかけてお供えします。
私はメルに「長い間ありがとう」の気持ちを込めてお供えものにふっ息を吹きかけて「デスパチョ」にささげました。
みんなで完成させた感謝の詰まったデスパチョ。
デスパチョは本来は燃やしたり、埋めて、土へ戻すそうです。
今回は、参加者で分ける事に。みんなの感謝の御裾分け。
私は、お花と綿を頂いてきました。
綿は雲を意味してし、天の恵を象徴するそうです。
メルと最後のお別れの日。
沢山のお花で「デスパチョ」をしました。
メルに沢山「ありがとう」
悲しい寂しい気持ちを、「ありがとう」で包むことができたのでした。