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2017年12月30日土曜日

スリランカ ~その6~

月日が経つのが早いものです。
なんてことでしょう!?2017年も明日で終わり。。。
バタバタ・ワタワタしているうちにあっという間に今年が終わってしまいます。

今年もたくさんの出会いに恵まれ、素敵な年を過ごすことができました!
本当にありがとうございました。

さて、久しぶりの更新
スリランカの旅のお話もなかなか進まずにすみません。。。
やっと続きができました。


続き→

ゴールの宿泊先へ到着。
世界遺産のゴールの城壁の中のホテルは観光客向けで、宿泊費が高いそうで、、、。私たちの宿は少し?離れたところにあるコンドミニアム風のホテルへ。
お部屋は天井も高く冷房も効いて、とっても素敵なお部屋です。
今夜はゴール安着祝いでみんなで小宴会。



















スリランカビールで乾杯(^^)。日本から持ってきたお菓子や、梅干しでなんだかホッコリ。

宴会後。部屋に戻ってシャワーを。前日のホマガマのホテルみたいに、給湯器が壊れてお水シャワーにならないか、とりあえずお湯を出してチェック。よしよし調子よくお湯が出ている!!ということでシャワーを浴びました♪
が、またしても温かあったはずのお湯が~徐々にぬるくなり始め、頭を洗い終えた時にはお水になっていたのでした(泣)。


水浴びの国スリランカ。こんなものかな?
まあしょうがない。と気を取り直し、今度はお洗濯をしよう!と洗面台に水を溜めようと蛇口をひねります。すると徐々に水量が少なくなり、なかなか洗面台に水が溜まりません。。。少し経つとお水が完全に出なくなったのでした~(泣)。




この時点で宿泊施設の管理人さんは家に帰り、宿には宿泊客の私たちだけなので、、、。
とりあえず寝ました。















ゴール宿泊の朝。
昨日のシャワー事件。水が止まった事件を管理人さんに言うと、私たちが泊まった2階はソーラーシステムでお湯を沸かすらしく、昨日は曇りで電力不足でお湯が途中で出なくなったという事で、お水はモーターポンプの元電気がOffになっていて、水が止まってしまったとの事でした。

そんなお話をひとしきり終えると
外からは何やら御経らしき言葉がスピーカーをとおして聞こえてきます。

気になったので朝食時コーディネーターさんに聞いたところ、
宿泊している近くのお寺院が新しく建立されるか、大きく改築するかで、そのお知らせを流しているのだとか!
お寺の建立や大改築は滅多にないことで、とってもレアなできごとだよ!!!と大興奮しているコーディネーターさん。
 


























朝食をとっていると、再び御経が近づいて来る音が・・・。
「信者さんの行列がやって来たよ!!象とかが見れるかもしれない!!」ということで外へ。
道に出て、音のする方を見ていると、白い服を着た人々がこちらへやって来るのがみえました。

スピーカーで御経らしき音を流しながら、そのあとには、太鼓など楽器を持った男性。五色の旗を持った人。その後に壺に入ったお花を持ったたくさんの女性。供物を持った女性。






































白い服をまとった大勢の人々が列をなして成り歩きました。
スリランカでは、白い服は正装です。寺院を訪れる時は基本的に白い服で。
実はその日のスケジュールで、日本人が建立したというお寺を訪れる予定だったので、私たちは全員白い正装でした。
偶然お祭りに遭遇したのですが、、、。信者さんからは、「わざわざ外国の人が、この日の為に参列しに来た」と思ったらしく、私たちに近づいてきてくれて!ご利益があるようにとお供えのお花に触れさせてくれたのでした!!!「これまた滅多にない事だよ!!」と大興奮のコーディネーターさん。
長い列の真ん中には、建立される寺院の一番てっぺんに備え付けられる?という、。本当にこの日しかお目にかかれないであろう「宝石」を間近で見ることが出来たのでした!!


















期待していた象!は、、。前日祭だったらしく、見れませんでしたが、とっても貴重な経験できました!

さて!本日のスケジュール、朝食を終えていざ出発!
ゴールの街には貴金属を加工する職人さんがいて、コーデネーターさんは職人さんのところへ見学に連れて行ってくれました。
スリランカの貴金属の加工は、340年ほど前に日本の宝飾加工の技術者の方がスリランカに招かれて貴金属の加工の指導をしたということがあったらしいという話を聞いたことがあります。

見学した加工場は、銀を加工する人。金を加工する人と仕事場が分かれていました。
違う国の工房。道具とか変わった物はないかな~とキョロキョロと私は興味深々です。






道具は、海外から輸入されたものが多く、私たちが使っている道具とさほど変わらない様子でした。










と、思っていたら、面白いものを発見!

貴金属の地金を溶かすのに使っている熱源が、、、
炭!













プロパンガスも使うようですが、同時に炭も使うとの事。昔は日本でも使われいたのでしょうが、最近でははなかなか見ることの出来ない風景。
その炭をよく見てみると、なんだかお椀のようにカーブしていて、最初は「地金を溶かす炭でできた容器」かな?と思っていたら、なんとなんと「ココナッツの炭」!!!燃料だったのです!



















こんなところにもココナッツが~~~!!
スリランカのココナッツ文化に思わず感動したのでした。

今年もブログをご覧いただいてありがとうございました。
来年もご覧頂けると嬉しいです!
来る2018年も皆様にとって素晴らしい年が訪れますよう心よりお祈り申し上げます。
そして来年も何卒よろしくお願いいたします!


oro di oco