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ラベル 截金 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
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2013年11月5日火曜日

過日のレセプションのこと

11/1より始まりました截金画の個展。
たくさんの方にご覧になっていただいて嬉しいです。

さてさて、あっという間に5日程経ってしまいました。

遅くなりましたが、ギャラリーの様子や、レセプション風景をアップしますね。




Gallery Show-an さんの入り口はガラス張りで、和菓子を常設で販売しておりますよ。



和菓子の販売スペースの後ろに展示スペースがあります。






レセプションの時に、通常はお日持ちがしないので、注文しないとGallery Show-anにはいつもは無いという私の大好きな果匠正庵さんの「黒豆さらさら」を注文。
皆さんに少しだけご試食を♪


先日は本当に多くの方にお集まり頂いて感無量です。
和やかな会となりました(^^)。

お忙しい中足を運んでくさいました皆様。
誠にありがとうございます。

引き続き11月11日(月)まで展示は開催されておりますので多くの方にご覧頂けましたら嬉しいです。



会場: Gallery Show-an

〒106-0047 東京都港区南麻布5-2-35-203
TEL:03-6277-4499
営業時間 11:00~20:00 (会期中は無休)








2013年11月1日金曜日

KIRIKANE Exhibition 2013 スタート !!

本日より、Gallery Show-an さんにて截金画(KIRIKANE-GA)展が始まります。
截金画の東京での開催は初めてなので、若干緊張ぎみ。。。。

搬入にどうしても行けないので、ギャラリーの方にお任せ。本当に助かりました!ありがとうございます。

そして今回の展示内容は19点。
DMのワニをはじめ、「ウロボロス」や私の好きなワインに関しての作品。
創世記物語をモチーフにしたゾウのシリーズなど。

爬虫類系の作品が多いと感じている方もいらっしゃるようですが、、、。
そうではないので。。。。
今日は少しだけ、ゾウのシリーズの作品をアップします。

東のゾウ(KASUMI)
























世界が創られてまもなくの出来事。。。。
神様がゾウを創りました。
そしてゾウたちに言いました。
「地球のあちこちに散らばり、世界の状況を教えておくれ」と。。。。。


このお話のモチーフは「空飛ぶゾウ」のシリーズとして、東西南北あちこちに散らばったゾウを描いています。

上のゾウは「東」に向かったゾウ。
「東」は「春」を意味する方向です。
だから、花をまとった淡いピンクのゾウさん。

他にもそれぞれに散らばったゾウさんがいますよ。

11/1~11まで展示です。
是非ご覧になって頂けましたら嬉しいです!

会場展示案内 →  (リンクにとんだ後、スクロールして詳細をご確認ください)














2013年10月30日水曜日

100のウロボロス

「ウロボロス」は自分の尻尾をかんでワッカになった蛇のこと。
永遠や輪廻を表しています。

私の作品には「ウロボロス」を題材としたものが、たびたび登場します。

基本的に蛇とかトカゲとか、爬虫類系を見ているのが好き。。。。
なんだか目が可愛い。


先日祖母が100歳を迎えることができました。

100歳を迎える数ヵ月程前に、お医者様から100歳までは無理かも知れませんね、、、。
という知らせを聞いていたので、、、。
栄養を入れる注射も血管が細くなっている為入りづらいとかでしたから。。。

毎日、「今日も息をしてくれているだろうか?」
電話がかかって来ませんように。。。。と後ろ向きな想像が。。。

後ろ向きの考えはダメ!
前向きに!!

そこで、100歳まで生きて欲しいという願いをこめて、
お誕生日までに仕上げようと、願を掛けて作品に取り組みました。


100のウロボロス

そして完成したのが「100のウロボロス」

この作品の中に。
なんと!!
100匹の蛇ちゃんが描かれています。

蛇百匹!!
蛇が苦手な方には辛いかもしれませんね。

祖母が少しでも長生きをしてくれますように。。。。
今度は101を目指して!



この作品も11月1日から始まる私の個展 「KIRIKANE Exhibition 2013」でご覧いただけます。
画像と実物では、見え方が違うので、是非会場でご覧頂けましたら嬉しいです。

あっ!
今回の作品は爬虫類だけじゃありません!!
他に題材はもいろいろです。
DMはワニですが。。。。












2013年10月19日土曜日

截金【KIRIGANE】と【KIRIKANE】の話

只今(10/26まで)山梨で開催されている「KIRIGANE Exhibition 2013」が終了すると、東京に会場が移ります。

東京での截金画の展示に関しては初めてなので、本当にドキドキです。


2013年11月1日~11月11日の11日間。(1がたくさん並んでます)

Gallery Show-an」さんでの展示です。

場所などの詳細はこちら →  (トップの表示が同じで分かり難いですが、、、リンクに飛んだ後はスクロールしてご覧下さい)。


截金【kirikane】って何なの~?と少しでも関心のある方はもちろん!
私のジュエリー作品と通じる截金画の世界をご覧になっていただけると嬉しいです。
※今回は截金画の展示だけになります。

Tokyo の DM












Yamanashi の DM




















さて、
この2枚のDM。
山梨でのDMと、東京のDMでは大きく違う所があります。

見た目は大きさが、ハガキサイズから長方形サイズに変わったのですが、
もっと大きな点が違います。

きっと誰も気づかないであろう点が一つ。

実は、

KIRIGANE」 → 「KIRIKANE」 に表記を変えています。


この「KIRIGANE」と「KIRIKANE」の表記問題は、私の中で長い間決めかねているところ。
現代では、「截金」と書くと「KIRIKANE」と発音・表記するのが一般的です。

が、私はあえて、「KIRIGANE」と発音・表記してきました。

この発音の違いは「截金」の時代背景と深い関わりがあります。
截金の全盛期の平安時代。「濁音」を表記する記号がまだ発明されていなかったという理由で、「KIRIKANE」と読んでいただろうと思われています。

でも、発音自体は濁点があったのではないだろうか?と勝手に思っています。

今となって截金の発音は、「KIRIGANE」だったか?「KIRIKANE」だったか?
誰にも分からない。。。。?

そういう理由からブログの中では「截金【 kirigane /kirikane 】」と書いています。


私が「截金」に初めて出会った時に、「KIRIGANE」と「KIRIKANE」だったかなんて全く気になんて留めておらず、自然といつの間にか「KIRIGANE」と使ってしまっていたのです。
自分で「KIRIKANE」より「KIRIGANE」と発音した方が言いやすかったから!?(多分私が東北人だからか濁点になじみがあるのかな?)


そして、今回のDMは開催地が東京なので、、、
メジャーな言い方で(というわけでもありませんが。。。)、、、。

KIRIKANE」となったのです!!!



そしてお知らせ。

2013/11/1(Fri) PM 7:00より、同ギャラリーにてレセプション(入場無料)を行ないます。

もちろん私もその時は会場にいます!

截金画、ジュエリー、アートなどなど、関心のある無しに関わらず!!
どなたでもご参加いただけます。
お一人でも!またはご家族、お友達を誘って!
どうぞお気軽にいらしてください。

少しでも多くの方に截金画をご覧になって頂ければ嬉しいです。

皆様のご来場を心よりお待ちしております。


※今回のDMをご希望の方は、こちらのフォームより住所、氏名をご連絡ください。
10/28までにご連絡頂けましたらお送り出来ます(11月1日までに到着しない場合もあります。ご了承ください)。


そして、山梨のピエヌさんでの展示もいよいよ10/26(土)※日・月曜日定休までとなりました。
残るところ数日なので、まだご覧になっていない方は是非♪







2013年10月10日木曜日

大きい乳鉢

先日購入した「大きい乳鉢」

今までの小さい乳鉢で、胡粉を擂る作業は、作りたい胡粉の量と大きさがあっていなかったので、毎回胡粉をボロボロとこぼして、周りを粉だらけにしてみたり。。。。

でも今回からは違います!
だって大きい乳鉢なんですから!

購入して初使用♪

乳鉢に胡粉を移して空擂り。
大きいので、こぼれることはありません!!

そして、すれる面が大きいので、とっても調子がいい~。

しかし、それにしても、、、。
重い。
ずっしりと。。。。

鉢も重いが、すり棒も重い。。。

今までの小さい乳鉢が「おこちゃま」だとすると、
この大きいのは「貫禄たっぷりおかあちゃん」

といった感じ。

ゴリゴリと擂るのに重いので手首にきます。


胡粉すりの作業は単純作業。
退屈です。
だから今までは気分を替えるために、ウロウロと場所を変えながらの作業でしたが。。。。

この貫禄おかあちゃん乳鉢では、ウロウロは無理でした~。

胡粉すり作業。
腰を据えて胡粉と向き合うか。。。
腕力と体力をつけて、ウロウロするか。。。

くだらないけど、、、。
本人は、いたってまじめな問題の発生中。







2013年9月11日水曜日

ドアの向こう

キリガネ画の制作中。

金箔を扱う時は部屋を締め切ります。
少しの風でも「ふわっ」と舞ってしまう薄い金箔。

制作中のちょっとした鼻息や、腕を動かした時に発生する微弱な風圧でさえ「ふわっと」めくれます。

真夏に扇風機を使えない中でのこの工程は過酷。。。でした。
最近は朝夕涼しく、曇っていると日中でも体が楽です。
暑すぎず寒すぎず。
金箔を扱うにはよい季節です。


















そんな良い季節でも、たまに問題も発生します。

部屋を完全に閉め切って作品作りをしていると、
飼猫のメルが、入り口の向こう側で「入れてくれー」と言わんばかりに猛アピール。。。。

気が散って集中が途切れてしまいます。

無視していると、ドアをガリガリ、ガサガサと強行突破をもくろみます。

ドアの下の隙間に爪を引っ掛けてドアが開けられる事を知っているので・・・・。
上手くいけばドアを開けて勝手に入ってきてしまいます。

そういう時は、無視した腹いせに、、、
机の上の金箔や作品を踏み荒らしていくのではないか!?!?
と気が気でありません。。。

















メルはウンチをすると大変興奮するらしく。。。
(うちの猫だけでしょうか?)
家中を突然ドタバタと狂ったように猛スピードで駆けづり回ったり。。。。
いろんな所に跳び乗ったります。。。。

そんな時、金箔の作業をしているとビクビクしてしまいます。

うっかりドアが開きませんように。。。









2013年9月6日金曜日

小さい乳鉢・大きい乳鉢

最近やっと過ごしやすくなってきました。

少しづつ秋近づいているのですね。。。

絵を描く際に、日本画で使う「ちょっとしたもの」が必要になりました。
近所の画材店数箇所に買いに行ったのですが、取り扱っておらず。。。。
東京に行ったときは大きな画材ショップを覗いたりしたのですが、その「ちょっとしたもの」の取り扱いがなく。。。
以外とマイナーな商品だったようです。。。
店員さんに聞いても「?」という感じでした。

どうやら日本画材専門店に行かないとダメみたい。。。。

ネットショッピングで購入する方法もあるのですが、
数十円単位の「ちょっとしたもの」なので、わざわざ送料を掛けるのも。。。
と思っていたので、、ちょっと億劫になっていました。

いろいろ考慮して、

結局はネットショッピングで買うことに。

いざ買うとなったら、
ついでにアレも、コレもと。。。ショップ内を物色します。

必要な「ちょっとしたモノ」は、日本画の顔料。
手のひらの半分サイズの小さなビニール袋一つ。
のはずでしたが、、、。

最後にはダンボール1つに変身してしまいました~。


もちろんどれも、以前から必要かな~、と思っていた物なんですよ♪



















今回購入した中の一つは、乳鉢。
日本画材の「胡粉」を使うときに使用する乳鉢。

以前から使っているのは右側。

胡粉を大量に使う時は、この右側の乳鉢で数回に分けて、(ボロボロこぼしながら)作っていたので、、、。
「もっと大きいのが欲しい!」と感じていたところ。

そんなこともあり、18cmの大きいのを購入してみました。

そして、届いてみたらびっくり。
18cmと記載してあったので想像はしていたのですが、、、。
思っていた以上に大きかった~。
そして、ずっしり重かった~!



ここからは余談です。

このブログ用に写真を撮っているときに、「3匹のくま」だったか?「森のくま」だったか~?
定かな記憶ではないのですが、くまの家族が出てくる絵本を思い出しました。


絵本の内容は、

森で迷った女の子が、偶然お家を見つけて中に入りこみます。
そこで家の中にある大・中・小の椅子を見つけて、それぞれに座ってみたり。
キッチンに行って、大・中・小のお皿に用意された美味しそうなスープを飲んでしまったり。
寝室で、大・中・小のベットに寝てみたり。
そして寝ていたところに、帰ってきた家の主のくまの家族に見つかって慌てて女の子は逃げた~。

というお話です。

一番大きいお父さんくまの椅子にちょこんと座る女の子の絵が可愛らしかったのを覚えています。
絵本を見ながら、自分もこの椅子に座ったり、美味しそうなスープを飲んでみたり、大きいベットに寝てみたい!と子供心に思ったものでした。


写真の乳鉢は大きいのと、中ぐらいの2つですが、、、。
実はこの下の小さいサイズも持っているんです。

だからこのくまの話を思い出したんですね(^^)。


秋が深まればキノコのシーズン。

森に入って、くまさんに遭遇はしたくないものです。











2013年8月31日土曜日

截金【キリガネ / キリカネ】形箔

朝夜は少しづつ過ごしやすい気温になってきました。
もう今日で8月も終わり。。。。

今夏も泣いたり笑ったり。
充実していた!と、ちょっと夏を振り返りつつ。。。

まだアップしていなかった截金作業の一部分。

金箔を色々な形に抜いていく作業。
箔を紙の間に挟んで型を抜く道具で、打ち抜いていきます。






























ポコポコと打ち抜いている間は、単純作業。
調子よく黙々と作業をするという感じ。

問題なのは、この抜いたモノを使えるようにする作業が。。。。しんどい?

普段ジュエリーの仕事や、截金の他の作業をしていて「肩がこる」という事は無いのですが、
この作業だけは、どうしても肩がこってしまいます。

型抜きしたモノを、挟んである紙と紙の間から金箔を取り出す作業。
型抜きされたモノの淵は、紙が金箔を噛みこんでいるので、紙から金箔を慎重に剥がしていかないといけません。
気を抜いて油断すると、、、金箔が破けて残念な結果に。。。
























紙を剥がし終えた時には、緊張がとけて、、、
はぁぁぁーーーと大きく一息!!

あっ!しまった!と思った時には、

せっかく作った材料が、宙を舞っています。
机の上が紙吹雪のステージに変身。。。




さっ!

前を向いていきます!
秋が始まります!











2013年8月21日水曜日

截金【キリガネ / キリカネ】装飾作業

やっと、、、、。
截金らしい作業(最終段階)に入りました。

截金はもともと、仏像や仏画に施されるものです。
その作業を、「荘厳【ショウゴン】」といいます。

「荘厳」は仏語で、 『仏像や仏堂を美しくおごそかに飾ること。』

だから私の絵は仏画ではないので、、、「荘厳」とは言わずに、「装飾」。



截金は、細く截った(切った)金箔を2本の筆を使いながら貼っていきます。


















一本の筆にはニカワ(のり)を。

もう一本の筆は先端を湿らせます。
先端を湿らすことによって、細く截った金箔が筆にくっ付くので、拾い上げる為です。

細い金箔を2本の筆を操って貼る作業。地道に黙々と作業を進めるのみ。

この作業、とっても集中します。























この段階で截金が1/5ぐらい進んだ感じ。
完成までにはまだ少し時間が必要です。

























この絵が出来上がる頃には、截金画についての新しい詳細をお伝えできるかと。。。

しばしお待ちを。。。。



私の使用している和紙に始まった截金画の制作工程は下記の☆を「ポチッ」とどうぞ♪

ブログ内の截金【キリガネ/キリカネ】画作業の工程の概要 →  

截金について → 



今回の工程以外の作業はまだまだあるのですが、、、、。
(金箔を丸や三角などの形を作ったり、金箔以外の箔のことだったり、、、。)

截金画に関する一連の流れを概要ということで!!
おおまかですが、、、ブログに書いてみました。

細かいことや、技法以外の絵の題材の事などは、その都度徐々にブログにアップしていこうと思います♪










2013年8月20日火曜日

截金【キリガネ/キリカネ】画着彩作業

下図を和紙に描き、次は着彩。
下絵に色の試しをして、本番開始。

下絵は普通のコピー用紙に描いています。
和紙に着彩すると、絵具の色や、和紙特有のボコボコとした凹凸具合で、絵具の載りがコピー用紙とは違ってきます。。。























だから慎重に。。。

薄目に溶いた色を徐々に塗り重ねて色を着けて行きます。
ひたすら塗る作業。

画材は、描きたい作品のイメージに合うものを使います。

その時々の表現したいテクスチャーによって
アクリル画材だったり、日本画の顔料だったり。。。


今回の着彩に関しては、特に変わったことは何も。。。。ないのですが。。。

途中経過と言うことで(^^)。























そうそう。

実は、
今描いている絵は、数年前に展示をさせて頂いたときに発表した「ワニの涙」という作品の「もう片割」

以前描いたのは、
左を向いて指輪を噛んでいるショッキングピンク色の女の子の「ワニ」。

ショッキングピンクが、とーーてもキュート!
で、、、、その子に合う片割をどうしても描きたかったので!!

今回は右を向いているペールグリーン色の男の子バージョンの「ワニ」です。


どちらも「ワニの涙」という諺が題材です。

一般的な意味は、、、、
ワニは、涙を流して泣くということはありません。そんなワニが大粒の涙を流してなくということは、「人を欺むく」という意味があります。。。が。。。。

この絵の中ではワニの「涙」は、エメラルドに変化しています。
エメラルドは「真実」の象徴。
嘘泣きしている涙は、ワニ自身が少しでも持っているであろう「真実の部分」が結晶化してあふれ出たという涙。を表現しています。

でも今回の「ワニの涙」には、それだけじゃない、意味も込めて描いているところもあります。。。

作品の内容に関してはこの辺で。
もう少し経つと、展示の詳細をご報告できるかと思います。少々お待ちを。。。。


さぁ!!次はいよいよ「截金」を施していく作業♪














2013年8月17日土曜日

メインイベント?截金【キリガネ/キリカネ】

截金画を描く為の、重要作業(全ての工程が重要ですが。。。)

「截金(キリガネ)」という言葉の語源【金を截つ(たつ)】となっている作業なので、

いわゆる

~メインイベント!!~

にあたります。

日本画の技術書においてですが。。。
「截金」について調べてみると

「金箔を線や、四角や菱形に截つ(切る)って貼る」

という具合に、技術についてはとても大まかに「ざっくり」記されてる事が多いようです。

もうちょっと書いてあってもいいのに。。。と思うのが個人的意見。



で、、、。

金箔を截っている作業。


















金箔は一枚のままだと、截金をするのに扱いが難しいので、自分好み?に数枚を貼り合わせて作った「合わせ箔」を使います。



















金箔は金属の刃物を使って切ると静電気がおきて、金属の刃物に箔がくっ付いて上手く切ることができません。
金箔は「竹刃」という竹で出来た刃物を使います。

金箔が載っている白い道具は、「鹿台」と言って、鹿の皮で出来た金箔を切るための「まな板」のようなもの。。。


金箔を截って(切って)いて思うのですが、
一番重要な道具は「竹刃」かな?と。。。

竹刃の「刃」の出し具合で、金箔が上手く切れたり、切れなかったり。。。

竹刃はたくさん持っているのですが、「刃」の出し方が上手くいっていないのは、ほぼ出番がありません。

素材が「竹」と言っても「刃物」なので、使っていると切れ味が落ちていきます。
だから自分で刃出しをします。

これが、結構難しい。。。。
最近は金箔を切るより難しいと感じるほどです。


「刃出し」は竹刃を小刀でそぐ様に、一気に切って刃を作ります。


竹刃
























非常に解り難い感覚的表現ですが、、、。

金箔を截つ時は、「切る」というより、竹の繊維を使って「金箔を崩す」という感覚なんです。。。

そして更にマニアックですが、、、。

金箔を截つのを失敗して、もう一度同じところに刃を入れなおすと、「金属硬化」をおこして截ち難くなります。

“金箔も金属なんだな~”

と貴金属加工をする観点から思う瞬間。金箔って面白い♪



だから、竹刃は竹の繊維を出すような感覚で刃を作っています。

「刃出し」は一回で上手く出来たり!
何回やってもダメだったり。。。
そんな時は「竹刃」がみるみる瘦せ細って行くのでショックです。























細く截った金箔を、きれいに並べるように箱に納めて材料の完成です。

この材料が次に登場するのは着彩後の最終工程。

完成した絵に截金を施すときに。。。待っててね♪















2013年8月15日木曜日

截金【キリガネ/キリカネ】画下図描き

頭の中の妄想・空想・思いつきを、紙に描き落とすこと。

頭の中の風景やイメージを出来るだけ表現しようと紙に向かって漠然と描き落とします。
そして頭の中に描いたイメージの細部にフューチャーすると砂で描かれた絵が「さーっつ」と風で吹かれたようにイメージ画像が消えてしまう。。。

フューチャー出来ないのは、多分イメージが「ぼんやり」しているから。
でもその「ぼんやり感」が、何故かとっても良い気がするのです。

なので「ぼんやり感」なイメージを取り戻す作業をします。
どうやるか?
沢山たくさん、紙に描くのです。描いては消して、消しては描いて。。。。

コピー用紙にシャープペンシルで描いて、消しゴムで消す。

そんな作業を繰り返して。。。。


次にその「下図」を和紙に描き落とします。
























私は手漉きの和紙を使うのですが。。。
和紙に直接フリーハンドで描くことは殆どしません。

ケント紙やキャンバスのような紙質のものだと、鉛筆で直接描いたラインが気に入らなくて消しゴムで消してもあまり問題が無いと思いますが、、、。

私の使っている和紙の場合は、消しゴムを使うと紙の繊維が消しゴムに絡み付いて紙が傷んでしまいます。

なので、まず下絵を薄用紙に写してから、それを和紙にもう一度写していきます。



















私の絵は、最終的に「截金」を施して完成です。

「截金」を施す部分には下図が描きこまれていないので、、、。



















今はまだ、、、

殺風景。。。。











2013年7月22日月曜日

胡粉すり

ふーーーっと息抜き。

今日もセミの鳴き声が、暑さを際立たせます。。。

そして本日も截金画制作の下準備。の下準備。
絵を描き始めるまでの準備工程が結構あるんです。

今回は私の截金画の構成に以外と重要な胡粉の準備。

胡粉を細かくする為に乳鉢で、ひたすらゴリゴリと擂ります。
























普通胡粉は、使う度に作るのですが、私の場合は時間が経ったモノを使用するので、作り貯め。

作品を多めに作りたいので、胡粉の量もちょっと多め。。。。

でも持っている乳鉢はそんなに大きいものではないので、何回かに分けて作っています。

結構地道な工程です。。。。。。
大きい乳鉢買おうかなぁ~。


と、いつもこの作業で思い出すことが。。。。

昔(学生の頃)、岩絵の具を自分で作った事がありました。
「紫金石」というガラスを原料に。

「紫金石」と言うのは、フランスで開発された宝石(ガラスですが。。。)の材料で、不透明の紫色のガラスに、金色の細かい粉が混ぜてあって、その金がキラキラ光ります。

その原料を使えば、キラキラした美しい絵の具が出来る!!と思って!!

そして、学校の先生から先生自前の大きい乳鉢を借り、乳鉢の中で、ガラスを力いっぱい粉砕し細かくしたのでした。

かなりの時間をかけると、ある程度細かく、それらしくなってきました。
初めての岩絵の具作り。
だんだん楽しくなってきて、ひたすらゴリゴリと丹念に擂ります。

ゴリゴリ ♪ 
ゴリゴリ ♪ 
調子良く ゴリゴリ ♪


そしてあるとき突然、
音もなく、、、、。

乳鉢の底がパカッツと抜けて(汗)
割れてしまったのでした(泣)。。。。。

せっかく一生懸命作った岩絵の具がこぼれるは、、、、
借りた乳鉢を破壊するは、、、、。
目も当てられない始末。。。。

乳鉢をお借りした先生に、、、こんなになっちゃいました。。。と見せると、先生は苦笑い。。。
でも、やさしく「ええよ~」と見逃してくれたのでした。。。。

大きい乳鉢は金額が高いので先生も凹んだことでしょう。でも、学生の私にはさすがに弁償しろとは言いづらかったでしょうね。。。。

今更ですが、、、
先生!その節は本当にありがとうございました。









2013年7月18日木曜日

截金【キリガ/(カ)ネ】 チャンネル ON !!

私の表現方法。

ジュエリー制作と、もう一つは截金画(キリガネガ)。

截金(キリガネ)について → 

「截金画」を再始動するべく。。。
最近は、重い腰と頭の中を切り替えることを少しづつ開始しています。

今までは、いろんな理由を付けては、ジュエリー作業と截金作業の同時並行を拒んでいましたが、、、、。


イベントが終わると、いろんな作家さんや、デザイナーさんと素敵な出会があって、本当に刺激を受けまくって、、、。
もっともっと頑張ろうと思います。

振り返れば、昨年一年間はイベントがあると、制作以外のいろいろな初めての事に遭遇して、ドタバタで、、、それはそれで、とりあえず突っ走っていたかも。。。

先日のイベントで、それまで積み重ねた準備もあって、ちょっとは慣れたかな?という実感もあり、、、そんな心の余裕?も手伝って。

やっぱり自分の出来る限りを!!

人生全力投球!(←高校野球を観てしまったから)
出来る時にしなくては!!と思い返しての(数日前から)スタートです。























今日の作業は「ドーサ引き」。

私が「截金画」に使用している紙は、三椏(ミツマタ)という原料を使った手漉きの和紙。

手漉きの和紙工房で、特注で漉いて頂いています(^^)。

今回はいつもの色紙の大きさより、ちょっと小さめの作品を作ろうと思い、、、、。
若干小さめの和紙を使用。

普通の和紙に比べると、だいぶ厚く。1枚で立つことが出来る厚みです。

注文した紙は、ドーサを引かないと着彩した時ににじんでしまうので、、、。
この作業は必要。


















晴れた日にしか出来ないので。

今日は「ドーサ日和」でした。