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2012年5月19日土曜日

受け継がれる宝石

作り変える前のリングとネックレス
















ある女性が、息子さんの彼女のために作り変えて欲しいといわれ、お預かりした指輪とネックレス。
指輪のデザインは20~30年前であろう・・・ちょっとクラシカルなものでした。

ネックレスは、指輪と同年代ぐらいの、当時流行したデザインチェーン。どちらも大切にしまっていたようで、頻繁に使用していた形跡はありませんでした。

生まれ変わる宝石は、何歳くらいのどんな人がつけるのか、、、。一度でもお会いしていたら、なんとなく洋服の好みや、好きなデザインなどお話も伺えるのですが、今回は全く知らない方を想像して作ります。

私が知りえることは、女性が将来お嫁さん来てくれるかも知れない・・・。人にプレゼントしたいという気持ち!!


責任重大です。


リフォームのときは毎回儀式のように、石を取外す前に(これを作った人の事も含め)今の宝石に敬意を払いつつ眺めるのです。

頭の中にはデザインが浮かんでいるのですが、、、気に入ってくれるといいのですが!!
受け取った方が「リフォームしたくならない」!!ずっと受け継がれるような、素敵な宝物を作ろう。。。

いつも心に誓うのです。