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2014年9月30日火曜日

キノコのこのこ ~その4~

キノコのお話も~その4~まで引きづってしまいました。
最後に食でそろそろ閉めたいと思います。

あんなにたくさんのキノコを料理に使うって大変です。
せっかくの天然キノコですから、美味しさを最大に生かしたいものですよね~。。。。

と思っていましたが大失敗をやってしまいました。

~その3~で、キツネノチャブクロの皮むきに夢中になりまして、すっかり忘れてしまっていました。
虫抜きの為に鍋に水没させた天然キノコの存在を~。

天然キノコの虫抜きはどうやら、5分程で完了させないといけなかったらしいんです。
水にキノコの風味が出てしまうんですって。。。。(泣)
すっかり忘れて?というか虫が出ないなーって、2時間以上も浸からせてしまったんです。

どうやら虫はあまりいなかったみたい。。。

コウタケが浸かった水は茶色に染まり、いいにおい。
エキスが溶け出てる~って色になってます。。。。

あるブログにコウタケの湯汁は天然の化粧水になるとも書いてありました。
でも、虫抜きの段階で、良い成分が出きっている~って感じです。
あー大失敗。

知らないって恐ろしい。
勉強になりました。次から気をつけないと!!
でも次は採れないかも~(泣)。



やってしまった失敗を嘆いても仕方ないので、気を取り直して調理。
ネットで調べた大漁コウタケの調理法。

・ コウタケごはん
・ コウタケの味噌漬け
・ コウタケの醤油煮
・ キノコ汁

・ キツネノチャブクロのバター焼き

合計5種類出来そうです(^^)。









「コウタケごはん」は、炊き込みごはん。
旨味はコウタケのエキスが出る(もう出ない?)ので出汁は使わないもよう。
シンプルにコウタケを味わえるご飯♪
















「コウタケの味噌漬け」は湯通ししたコウタケを味噌に6時間漬けて、味噌を洗って食べるだけ。
シャキシャキの食感です。
「コウタケの醤油煮」は、醤油、お酒、みりんで煮るだけ。
見た目は味噌漬けと変わりませんので画像なし。










キノコ汁は、「コウタケの味噌漬け」の副産物の味噌をつかいました。コウタケの香りがするコウタケ風味のキノコ汁。
大黒シメジ、サクラシメジ、キツネノチャブクロ~が入っています。
それと別にお醤油味のキノコ汁も作ろうかな♪















キツネノチャブクロのバター焼き。
火を入れると、ツルンとした「はんぺん」
今まで食べたことの無いキノコの不思議な食感でした!










確実に食べれる天然キノコを採ってきているのですが、、、、。
何だかやっぱり心配もよぎります。
明日大丈夫かな~。
急に笑い出したりしないかな~
なんて、、、。

無事に次の日を迎えるのでした。

















キノコのこのこ ~その3~

たくさん歩いてキノコを収穫して!お腹いっぱいほうとうを食べて!
紅葉はまだ始まっていませんでした。。。。が楽しい一日。

心地よい疲労感で、お昼寝。と言いたいところですが、、、。
そうはいきません。

なぜなら、収穫した天然キノコの処理をしなければいけないからです。




















処理を始めないと、すぐに痛んでしまいます。

キノコに付いたゴミや、土、落ち葉をとって、イシヅキをとって。
そして、天然キノコについている「虫」を抜きます。

天然キノコを初めて採りに行ったとき天然のキノコには「虫」がいるんだということを知ったときは本当にショッキングだったことを覚えています。
特に虫の見た目とかが、、、。

年月がたって、そんな事に慣れてしまった私。
成長しました。。。。。


そしていつもキノコの処理は自分ではしておらず。。。人任せ。。。
でしたが、今回が初めてやってみる事に。

とりあえず、、、鍋にお水をはって、キレイ掃除したキノコを入れて、虫抜きを。
あんまり虫が上がってきません。

とりあえずそのまま放置。


そして今回初めてとった「キツネノチャブクロ」のおすすめレシピをネットで調べることに。

コウタケとか、その他のキノコは、今まで採って食べた事があるので、調理方法や、レシピは特にもんだいありません。

キツネノチャブクロがね。。。

調べていると、、、、。あまり料理の種類が載っていない。。。
マイナー過ぎて食べる人がいないんですね。
やっぱり。。。

とりあえず見つけた料理方法で知ったこと。

①食感は「はんぺん」のような感じで、バター炒めにすると、香りが出で美味しいとか!
②煮物は粉っぽくなるので、避けるべし?と。
③キツネノチャブクロは、虫は入らないが、そのままでは調理して食べられないという事実。
外側の粒々の付いた茶色い薄皮を向かないと、食感が悪すぎるらしいです。
























確かに表面に触ると砂っぽい。
いっぱい採ったけど、、、。
これ全部剥くのか(><)。。。
は~。。。。

地道に作業に取り掛かります。

薄皮は、ゆで卵の殻にある、「取れ難い薄皮」を剥いているような感覚。
ゆで卵がツルンと剥けないあの感覚です。

これ全部剥くのか~。
先が思いやられるなー。
と考えながら皮を剥いで出てきたのは、
真っ白なマシュマロみたいにキレイなお肌のキノコさん。

美しい!









































キノコは、「傘の開いていない」モノがベストな状態!と信じています。
キツネノチャブクロも、なるべく「小さい」モノを収穫してきたんです。

でもそれは、この「キツネのチャブクロの限って」はどうやら間違いだったようです。。。
「大きくて、胞子を出す前のもの」を選ぶべきだったようです。

皮を剥くのが途中で飽きてしまいましたが完成です。
コロコロ、ふわふわ、ムニムニのマシュマロみたい!!



























なんだかいい感じで美味しそう♪
食べるのが楽しみです。



~ その4 ~に続く。次はお料理編。















2014年9月29日月曜日

キノコのこのこ ~その2~

キノコ採り。
急な斜面を下って帰るのが怖かったので、、、。

帰りはルートを換えて舗装道路をテクテク歩くことに。

車だと元来た所から数分で戻れそうですが、歩くと長い距離でした。

思えばアレだけの急な斜面を登ったのですから、高くまで登っているはず。
緩やかな舗装道路の坂を「ヒッチハイクしたーい」と思いながらも、「いや、日頃の運動不足をココで一気に解消出来る?」と考えゆっくり下っていきました。

その途中。
野生のクルミが落ちていたり。栗が落ちていたり。
釣りがね草を見かけたり。
ヤマメがいそう~とか言って小川を眺めたり。
ハイキング気分で楽しいものです。

他にも何か無いかなーと、林の中を見ていたら、白いキノコらしい群生が目に飛び込んできました!
!!!何かある!!

もしかしたら!?もしかする!?
思わず興奮です。
ガードレールをまたぎ近くまで駆け寄ると、そこにはシメジがたーーーくさん!?

やったー♪

























と思ってよく見ると、、、?
何だか気配が違います。

キノコ採りで一番最初に見つけた「キツネノチャブクロ」の群生地!!だったのです。

























なんだ残念!!食べれな~い!

と思っていると。

食べれるよ(^^)。
と。。。天の声?
これは食べれる!

まだ未熟で胞子を出す前で中が詰まっているから!!

とのことで!
たーーくさん採ってみました!!

今日は大漁ー❤

帰りの下りの坂もルンルンで、ニヤニヤです。
車を置いた入り口にたどり着き車に乗り込みます。

さて、たくさん歩いてお腹もすいてきました!
ほうとうの時間です♪


















「ほうとう選手権」には7店が出店。
チケットを1人¥500買うと、7店のほうとうが食べ放題でした。

そのほかに3年連続優勝の「歩成」という山梨市にあるほうとう屋さんが殿堂入りで1杯¥200で提供していました。

食べ放題と言っても、、、。
何杯も食べれな~い?









































と思いつつ。。。
はじから並び、ここのお店の味噌が美味しい!とか、麺はあっちの方が手打ちでモチモチしてていい!とか!勝手に評論。
味噌と、かぼちゃのたかが「ほうとう」と思っていたのですが、お店によってぜんぜん味が違うのが新鮮です。好みは、煮込み過ぎない素朴な感じがいいかな~。

結局7店のうち6店と、殿堂入りほうとうを1杯食べてしまいました。。。。

最後の食べなかったお店の1杯は「あずきほうとう」と言って、文字通り、あずきのほうとう。ぜんざいの“お餅”が、“ほうとう”になっている山梨の郷土食です。

実はあんこがちょっと苦手、、、。
「あずきほうとう」を一度も食べたことが無かったので、せっかくなので食べてみたいと思いつつ。。。お腹もいっぱいで入る隙間がありません。

私にとって甘いものは「別腹」ではないんです。
「あずきほうとう」ゴメンネ。また機会があるときにー。


~ その3 に続く~








2014年9月28日日曜日

キノコのこのこ ~その1~

今年はキノコの当たり年の予感。

過日8月の展示会から帰って来た夜。
松茸の匂いがするなーと思っていると、、、、。
道路の向かいの野原には、雑草を押し分けて、何やら白い大きな物体が、ボコン、ボコンと暗闇に浮かび上がっています。「白天狗ダケ」という毒キノコが不気味にたくさん生えていたんです。
(「白天狗ダケ」という事を私が知っていたわけではなく、聞いたから知っているんです。)

星空の下。
疲れた頭でそれを眺め、これが食べれるキノコなら嬉しいのに~何て考えたものでした。。。。


毎年秋になると家には「キノコが出ましたよー」という自然のお便りがやって来ます。

お便りが来ると、何だかそわそわ。でもお仕事が~。。。

そんなお便りが来て数日、行ってきました「キノコ狩り」
キノコガイドさんと共に♪

少し出遅れてしまったので、もうキノコ無いかな~と思いながら山へ向います。

その途中。何だかたくさんの観光客が。。。?
いつもこの時期はそんなに人はまだ出ていないはずなのに?と周りを見渡すと、山梨の名物「ほうとう味くらべ選手権」なるものが開催されていました。
たくさんの人たちで賑わっています。


















飲み物を買うのに駐車場に止めて遠目で眺めてみました。。。
楽しそうで美味しそう。
帰りに寄ろー。

後ろ髪をひかれる想いで、山へ。キノコが待っています。たぶん。。。。


目的地に到着。
家を出て数十分でこんな山に来れるなんて~。
と山へ入ってキノコ探し。

結構急な斜面を登って探索。

数年前の事ですがキノコ採りに夢中になってしまい、あと数メートルで崖っぷちだっだ事を思い出して腰が引け気味の山登りでした。
といっても、登山に慣れてる方は何て事の無い斜面だと思います。

一番最初に見つけたキノコは、
これ。




















キツネノチャブクロという丸いキノコ。
ホコリタケと言って、キノコを潰すと先端の穴から胞子がブーっと出てきます。
これは、食べれません。。。?

続けて食べれないキノコ。
食べれるか、食べてないかをはっきりと区別出来ないキノコは絶対に食べません。
何かあると危ないですから!!







あー食べれる(採れる)キノコ無いなー。
キノコを採った後の気配がそこここに。。。

やっぱり遅かったか~。

と諦めていたら、遠くから「あったよーおいでー」という声が!
斜面をよじ登るます。

なんと!
高級キノコが!!!



香茸(コウタケ)♪
表面が、イノシシの毛のように見えるので「シシ茸」とも呼ばれています。

私の狙いは「サクラシメジ/ミネゴシ」という初心者向けのキノコでしたが。まさかコウタケが採れるとは!しかも、周りを見渡すと、ポコポコと生えています。

思いがけない大漁コウタケ!
1時間程山を歩いて、他にも3種類チョコチョコ採れました♪


やっぱり今年はキノコの当たり年!!


~その2へ続く~





2014年9月15日月曜日

答えのない答え

9月に入った只今の私。
次なる力を養う為の充電期間になっているようです。

特に自分で意識してそう決めた訳ではないのですが、、、。
インプットの時間。
とっても大切な時間です。

新作や、新しいものを制作するアウトプットの期間はあれこれ考え、根をつめるので、集中力はMAXになり、神経はいつもより研ぎ澄まされます。
余計な事は考えずにガツガツやります。

それとは逆のインプットの時間は、余計な事をたくさんしています。
お部屋の模様替えをしようと考えてみたり。
本を眺めてみたり。
保存食を作ってみたり。
























ちょっと前に話題になった?
「塩レモン」を初めて仕込んでみました。


日頃はテレビは殆ど見ないのですが、気まぐれでテレビをつけてみます。
テレビをゆっくり見る時間。
久しぶりにテレビを見て大笑いしてしまいました。
たまにはいいかも?


昨夜みた、「心と脳」を取り上げた番組。
結構興味深い話をしていました。
死んだら人の心はどうなるのか?とか臨死体験のメカニズムとか。

私は怖い話は苦手で、お化けとかは信じていませんが、脳の話は好きなんです。

脳科学の専門家の人たちがいろいろ研究していること。多岐にわたっていました。
結局はまだいろいろ解明されていないのが現状とか。
「分からないから面白いんです!!」と皆が口々に言っていました。
それが結論!?

全てがわかってしまったら人生の楽しみが半減してしまうのかもしれません。










2014年9月12日金曜日

仕事の合い間。

すごしやすい今日この頃。
秋らしい良い天気です。

最近は出張が多かったせいか、お家で過ごしている時間は少なかった気がします。。。。

家の猫も「私をほったらかして!!」と言わんばかりに近寄ってきてくれません。。。

仕事の合い間。
縁側で日向ぼっこの猫に遭遇。

何だかにらんでいる様に見えるのは。。。
私だけ?











































2014年9月11日木曜日

シュレッター


1年以上前から、シュレッターが必要だなーと思い。。。。
いろいろ調べて注文を入れて届いた巨大な箱。
























それはもう3週間程前の事。
なかなか開封する時間がなくて、、、。今の今まで放置していました。

やっと重たい腰を上げての本日開封♪


シュレッター。
すごくたくさんの種類。価格帯。
どうやって選べばいいの?
なんでこんなに金額の差があるの?


と、とりあえずネットで評価を見たり、機能性を調べたり。

結構時間をかけて研究してみました。
研究していくうちにだんだんと学習するもので、、、、。

今のシュレッターは凄い!
就いていなくても紙をセットすれば自動で裁断してくれるんです!
なんて関心してみたり。。。

ボヤーっとしている欲しいイメージが定まってくるものです、、、。
希望は~


・安全なもの
・壊れ難いもの
・20万円とか!?びっくりするほど高くないもの。
・連即稼動時間が短くないもの
・うるさくないもの
・処理速度が早いもの
・紙をセットすると自動で裁断する機能が付いている
・コンパクトなもの

と上げてみます。。。

この条件が全部クリア!!!
というのは、やっぱり金額が高い!!

そして少しづつ条件を譲歩。

最終的には、処理速度と、稼動時間、コンパクトとを諦め。。。

今回はこれを。
























新米シュレッターさん。頑張って働いてね♪
長持ちしてくれることを祈ります。










2014年9月9日火曜日

芸術の秋ですから! ~その2~

仕事でまたまた東京へ~。

というか、仕事は横浜で夜のみだっだのですが、、、。
山梨から横浜はちょっと交通の便が悪いので、とりあえず東京まで行くことに。
だいぶ早めに山梨を出て来てしまいました。

そんな訳で気になっていた「ビーズ展」へ。
新宿の文化服装学園の博物館です。

「ビーズ展」
私も天然石のビーズをよく使うの気になっていました。
東京へ行く高速バスに乗っていると、いつも文化学園の前る時に、「ビーズ展」の広告が見えるんです。「ビーズ展」やってるなーと気になっていたところに、お友達から「とっても素晴らしかった!!」という感想を耳にして、輪をかけて気になって、ついに足を運んだというわけです。







文化学園。
昔は「文化服装学園」円の校舎とビルでした。

建て替えられてもうだいぶたったかな?
とってもキレイなビル。












ビーズと一言でいっても、奥が深い。。。

展示はビーズの種類に始まり、ビーズの地域の特徴、ビーズで作られたモノを所有する人のアイデンティー。ビーズを使用したの民族衣装。髪飾り。アクセサリー小物など。。。。

ビーズもジュエリーと同じで、最初は呪術、魔よけ、護符として使用され、時が截つのにつれて権力や富の象徴、財産にもなったと説明がありました。

ビーズを刺繍に編みつけたり、織りあげたり。。。。

素材は貝やガラスビーズ。木のビーズ。石のビーズ。コインに穴をあけてビーズにしたり。。。
本当に種類がたくさん!

色や形や素材やデザインで、身につける人の階級や、立場が違ったり。
実物のものを見ながら解説を読むと、なるほどーと実感してみたり。

時間をかけてゆっくり見てしまいました。

展示室の外には休憩用の「マシュマロチェア」
























マシュマロチェアは「ジョージ・ネルソン」という人がデザインした椅子。
実は今「ジョージ・ネルソン展」が目黒区美術館で開催されているのですが、、、。
目黒区美術館は本日は休館日で、諦めたのでした。
そんな経緯もあり思わず写真を撮ってしまいました。

ビーズの事がより分かり、少しお利口さんになった気になって、ちょっと嬉しい気分で文化博物館をあとにするのでした。


銀座のG8というギャラリーへ。
目的は「mtテープ」の展覧会。

「mtテープ」は「マスキングテープ」のことです。

今は無数の種類のかわいいマスキングテープが文房具屋さんに並んでいますよね~。

私。マスキングテープが好きなんです。
ラッピングに使ったり。小物に貼ったり。ノートに貼ったり。引き出しの名指しにしたり。
使い方も無限大~?

とにかく無駄に買ってしまいます。。。。

今日は展示開催で特別にデザインされた4人のデザイナーさんによっデザインされた8種類のマスキングテープもありました。

あー全部かわいい~。と眺めながら楽しみ、2種類だけ購入。

奥の展示室では、机に向って大人たちが真剣に何やらしています。。。。
覗いてみると?
マスキングテープを自由に使って「缶バッチ」を制作していました。

300円で材料を買って、たくさんのmtテープを自由に使って工作です。
楽しそう!!

ということで私も挑戦。




たくさんのmtテープの中からお好みを選びます。
いっぱいあって選べないー。。。。
といいながら、、、。時間は押しています。
この時点で他に見たい展示会が2つあるんです。

とりあえず迷っている時間がありません。
とっても心ひかれた変な?顔の動物?のデザインを手に構成。

























横尾忠則デザインの限定mtテープもペタッ!
むーんかわいくなくてかわいい~。

完成させて、バッチマシーンへ。
























こんな感じに出来上がりました~
何だかシュール。

























そして次は銀座の「シャネル」へ!!
そうです。高級ブランドの「シャネル」です。

お買物ではなく、展示を見に。。。。

私は始めて知ったのですが、展示情報をネットサーフィングしていて、この展示良さそう!と思って調べたら会場がシャネルのホールだったのです。


シャネルのビルに入るのは、ガラス越しにガードマンが立っていて、、、。
とっても入り難い。
シャネルの商品を買いに来ているならともかく、、、。
展示だけ見たい!って言い難い。。。

ですが、もう最近はだいぶ図々しくなっている年頃で、ちっとドギマギしながら、ドアマンにドアを開けて頂いて、展示を見せてくださ~いと。
小さな声で言ってみます。
フロアの案内係の方は、こちらが恐縮してしまうほど丁寧に奥のエレベーターへ通してくださいました。

シャネルのエレベーター。
ボタンのデザインがシャネルマークでした。
エレベーター内は、水彩画のような、パステル画のようなやさしいタッチで描かれたココシャネルが。。。
素敵だ~。

先程の「ジョージ・ネルソン」の展示と若干被っていますが、こちらも椅子の展示。
デザイナーは「ピエール・ポラン」フランスの偉大なデザイナー。
「リボンチェア」や「タンチェア」が代表作です。


椅子のデザイン。
見た目だけでなく、実用性も不可欠。

椅子のデザインの展覧会を見ると、デザインを手懸けているのは建築家が多いように感じます。

建築というのはとっても大きく、膨大な資金、人力を要する構造物。
建築家は建物の他に家具や椅子をデザインします。時にはジュエリーも。
それらは建築家にとってみると、建築と同じ要素で考えられ、具現化するには建築物を作るよりずっと容易なのかもしれません。

ピエールポランの展示は先程いったような建築家ではありませんが、デザインは何なのか!を問いかけてくれたように感じ、改めて考えさせられました。
だって、60年間たった今の時代でも廃れることなく製造販売されているって凄い事ではないですか!!

ズキューーンと心に何か刺さった!!

展示会でした!



さて、次の4つ目の展示は・・・?

どう考えても今回は開館時間に間に合いません。
そして最初から分かっていたのですが、、、。
見るには時間が足りなさ過ぎます。

だって。。。

「横浜トリエンナーレ2014」を見に行こうとしていたんですもの・・・・。

お仕事が横浜だったもので。。。

諦めてお仕事に向ったのでした。。。。












2014年9月6日土曜日

芸術の秋ですから!~展示会もろもろ~

9月が始まってもう6日。

今日は久しぶりに朝から晴れて、天気の良い週末。
お洗濯を気兼ねなく出来てちょっと嬉しい♪

そして9月に入って既に3回も東京に行ってしまいました。


1回目はどうしても見たかった新国立美術館で9/1まで開催されていた「魅惑のコスチュームバレエ・リュス展」。たくさんのバレエ衣装が一度に見ることの出来る展覧会でした。

バレエはダンサー、演出、音楽、舞台セット、衣装。。。。
様々な事が1つになって作りあげられる、まさに「総合芸術」!!
ロシアのバレエ団「バレエ・リュス」の衣装をクローズアップした展示。



















20世紀初頭のパリ万博の時代は、優雅な女性を中心としたクラシックバレエが主流だったそうです。
そこに、男性の身体能力が生かされたロシアのバレエが当時センセーショナルを巻き起こし「バレエ・リュス」が大人気に。

今みたいに情報や娯楽が多様化していない時代、新しい切り口のバレエは、斬新だったことと思います。

そんな新しいバレエの為の新しい衣装。
今見てもとても新鮮でモダンな作り凄い技術や、アイデアです。
新しいものを創造しようとする心持ちや姿勢。展示を通して学べたような気がします。

新しいものを生み出す底力をヒシヒシと感じ、その想像力に感動で、興奮しっぱなしでした。。。

それもそのはず。衣装のデザインには有名画家のマティスや、ピカソなど、当時のアーティストが衣装を担当に名を列ねます。。。
偉大な芸術家の作品。
さすがでした。


かなり濃厚な展示。
いちいち鑑賞にふけり、、、。
予定時間を大幅にオーバーです、、、。
今回見る予定だった他の展示はまた今度。。。



2回目の東京は8月に伊勢丹新宿店で一週間限定で行なわれた時に頂いたご注文のブレスレットが完成したので納品へ。そして表参道ヒルズの「pass the baton」で行なわれている展示会のレセプションへ。

納品の際に伊勢丹の入り口で「メレリオ・メレー」の特別展を開催していることを偶然知りました。
納品を無事に終えて、展示を覗いて見る事に。

メレリオ・メレーはフランス王室ご用達のハイジュエリー。

なかなか見る機会もないのでじっくり鑑賞しました。

商品の話はもちろん。メレイオメレーに伝わる結婚指輪の“はしり”のエピソード。メレリオ・メレーの歴史などをとっても丁寧に店員さんが説明をしてくださいました。
帰り際には400周年で記念に作ったというカタログを頂いてしまったり♪






思いがけず素敵な展示品の数々を鑑賞する事が出来てリッチになった気分でした。


そして次はジュエリーギャラリーのドゥ・ポアソンが主催の宇和島パールを使ったジュエリーの展示会のレセプションです。

知り合いの作家さんが多数出展しているので、見に行ってきました。

ほぼ同じ条件で、それぞれの作家さんがパールセレクション。
それを作家さんの持ち味の感性で作られた「それぞれのパールのジュエリー」
個性が光っていました。

宇和島パールといえば、、、、。
今年の1月に買い付けに行ってきました。
その時行ったときにお世話になったパール屋さんも参加している展示会なのでした。

宇和島パールに買付けに行ったときのブログはこちら → 

私は、、、。
買い付けたパール。
まだ数点しか作品として世に出ていません。

皆に負けないように!!
作品を作らなきゃー!!
と刺激を受けて感かされるのでした。。。



そして3回目は、国際展示場で開催されていた「ギフトショー」とNewJewelry主催の目黒のホテルクラスカで9月5・6・7日と開催されている展示会を見に。

ギフトショーは世に出ている様々な商品を見ることが出来ます。
こんなものあるんだーとか、こんな売り出し方なんだーとか!!
ジュエリーにどっぷりと浸かる生活の私には、ジュエリー以外の世の中のモノの流れを体感することも出来る楽しい場所。
もちろんパッケージとかの新しい商材がないか?とかを探しにいくのですが。。。

様々なモノの中には、健康器具も。。。

なんと!
純金が貼られた「黄金のマッサージチェア」なるものがありました!?

黄金マッサージチェアには、なぜか上半身裸?のムキムキのガードマン兼オペレーターがピッタリと付いています。
なにせ1000万円の黄金マッサージチェアです。
高いのか?安いのか?もう判断が付きません。。。

「お試しできます」の言葉に心を奪われ。座りたい欲求を抑える事が出来ない私、、、。
黄金マッサージチェアを通る沢山の人の注目を浴びながら、、、。
人目を気にしつつ、、、。黄金マッサージチェアに埋もれてみます。

1000万円のマッサージチェアに座ってマッサージを体験!
さすがに高級。マッサージ具合も絶妙でしたよ。
黄金に囲まれてなんだか、ご利益がありそうです♪

その体感している写真は後日アップしますね(^^)

会場では商材のサンプルやカタログを名刺と交換で出してくれる事もあります。。。
展示会場を出るときは荷物が増えてしまいます。

例えばこんなもの。。。







会場限定で特別にお好みで調合してくれる芳香剤とカタログ。








閉場時間間際に畳やさんの前を通ったら貰った。
小さい畳のサンプル品。。。。
などなど。。。









国際展示場からの帰り。
いつもはりんかい線で帰るのですが、その時は時間に余裕があり、水上バスで浜松町まで行こう!!ということに!

水上バスは1時間に1本しか出ていないのですが、丁度よいタイミングで乗る事ができました。
浜松町(日の出さん橋)まで20分のクルージングです。



















出航10分前にもかかわらず、搭乗口に人がいません。
一番に並ぶことができました。
黄金マッサージチェアの御利益かな?
























一番最初に乗れたので、一番後ろの席を確保。
海がよく見えます。




















ビックサイト(国際展示場)を眺めながら出航。

出航して5分後。
上(2階)のデッキに出れるアナウンスが。
大勢の人がデッキに向います。




















時間も夕暮れどき。
夕焼けがキレイでした。

”410円”のクルージング。
なかなか素敵で、お得です。
























そしてNewJewelry主催の目黒にあるホテルクラスカへ。

今回のクラスカのイベントは、今までクラスカのイベントに出展したことの無い新しい作家さん限定のジュエリーの展示会。
45組のデザイナーさん!楽しい作品がいっぱいありました。

会場では、既にNewJewelryに参加しているデザイナー、作家さんも見に来ていて、尊敬出来る皆さんとワイワイ(^^)と楽しい時間です。

会場に行ったのが、ちょっと遅かったので、レセプションのおいしいケータリングにありつけず、ちょっと残念。で心残り。。。


せっかく目黒に来たのだから!!
と晩ごはんは、立ち飲みのビストロへ♪

ワイン好きのお友達が教えてくれたお店(ビストロシン)。
お料理は、蝦夷鹿のパイ包みとか、ウサギの何とかとか、鶉の何とか、とか。ジビエ料理のメニューも豊富です。ジビエ料理が好きで(ジビエ以外のメニューもたくさんあります♪)、立ち飲みが嫌でなければとってもお勧めの一件です。グラスワインの種類もたくさんありますし!

基本立ち飲みですが、奥には数席の席もあり、今回は運よく座れました!!
あれ?
これも黄金マッサージチェアの御利益?

そんな美味しい時間でした。


山梨への帰りは予定より早い電車に乗ることに。
出発ギリギリで、席を確保できず。立ち乗りに。

黄金マッサージチェアの効力は無くなった模様~(笑)。



さて!
9月も始まったばかり!
たくさんの展示会・展覧会で、心に栄養を与えてもらえました。
やる気を再燃焼です!!