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2018年1月6日土曜日

おもちの話

昨年の年末、ご近所では家族総出でお餅つきをしていました。
子供や、青年が焚火を囲んでお話したりと、とても和やかな風景でした(^^)

私の家の周りのご近所さんは意外と?皆さんお餅つきをされます。
田んぼを持っている方も少なくなく、自家製のもち米でお餅をついて、新年を迎えていらっしゃいます。とっても素敵な風習。
因みに私は毎年パックのお餅を買っています。

お正月に近くの神社では、新年のお神酒を振舞ったり、お餅つきのイベントがあり、お正月らしい事をしたくて参加して過ごしました。
お神酒は、地元の酒蔵4社から出ており、お賽銭を納めると酒蔵のお神酒を選んで頂けるという何ともありがたいシステム。4回お賽銭を納めると4回頂けます。
巫女さんが1合マスいっぱいに注いでくださるのと、さすがに4回はちょっと恥ずかしい・・・と恥じらう気持ちもあり~4種類は頂きませんでした。
お餅付も参加できるので、久しぶりにつかせて頂きました。
付きあがった上がったお餅は、黄粉餅で振舞われ、美味しく頂きました♪

その帰り道。
ご近所のご年配の方に新年のご挨拶がてら寄ったところ、神社のお餅つきの話が出て、お餅の話に。その方のお家でもお餅をついていて~「お雑煮にして食べたけど、やっぱりついたお餅は美味しいよね~♪」と嬉しそうにお話されて、ひょんな事から付いたお餅を頂いてしまいました。

お家に帰ってお雑煮にして食べたのですが、
いつも買ってきて食べるパックのお餅と食感がまるで違う事に驚きでした。

1つづつパックになっているお餅は、日持ちもするし便利で言う事りません!
でも、ついたお餅の美味しさは格別です。

子供のころ、お正月準備に「のしたお餅」を切るという仕事がありました。
祖母が、硬くて大変だ~腰が痛い。とよく嘆いていたものです。
その仕事を小学生の姉が祖母から受け継ぎ、私は横で見ていたのを思い出しました。
小さい頃は見ているだけで、包丁が危ないからとやらせてもらえなかったので、初めてお餅切りをしたときは、硬いお餅をゆっくり力を入れて切る感触が、何とも言えずちょっと癖になって、喜んで切っていたものです。

実家には親戚がたくさん集まる家だったので、お餅も大量に切ったと思います。

大量に切ったお餅がお正月が過ぎても残ってしまった時は、乾燥で割れてしまったりカビが生えてしまうので保存が必要です。現代のように冷凍庫に入れ保存はせずに、樽(バケツ)にお水を張って、水の中で「水餅」として保存をしていました。

その保存も、ただ水の中に入いれてあるだけなので、、、
日が経つと、発酵したような、微妙な匂いを放ち始めます。。。。
小さいながら、この水餅は大丈夫?と怪しんで食べていました。が、途中で破棄するという事は無く、最後まで食べ切り消費します。
戦時中に6人の子供を育てた祖母や昔の人は、食べ物を粗末にするなんてとんでもない!!!
ちょっとカビたものや、ちょっとぐらい傷んだもの、腐ったものでもこれくらいなら取り除けば大丈夫!と言って~、、、食べていました。

疑問だったのでネットで調べたところ、
あの状態の保存状態のお餅はよろしくないようです。。。
水餅はちゃんと毎日お水を新しく変えて保存するとありました。。。。

両親は仕事をしていたので、小さいころの夕食は基本的に祖母がお世話をしてくれていました。
そんな祖母に育てられた私は、どういうわけか?かなり健康でかなり丈夫なのです!!
天国のおばあちゃんありがとう。