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2015年9月8日火曜日

大根おろしと彫金

ここ最近急に気温が下がり、あっという間の秋到来ですね。
過ごしやすくなりました♪

先日の日曜日は東京の目黒の秋刀魚祭りだったそうです。仕事をしながらJ-wave(FM)を聴いていたらそんな事を言っていましたので、その夜は私も秋刀魚モードになってしまいました。

秋刀魚を食べるときは大根おろしをたくさんすりおろして食べるのが好きです。


























その「大根おろし」で、いつも思い出すのだす事があります。

学生時代に彫金の授業で、伝統技術というか、昔から伝わっている金属の表面処理方法と言うのがあるのですが、ごの表面処理に「大根おろし」を使うのです。

はじめてその伝統技術を使った授業をした時の衝撃。そして率直な感想は、「なぜ大根おろし?今の時代、大根おろしではなくても、それに代わる化学薬品があるでしょ!!」です。

何で彫金の授業で、大根を大変な思いをして大量におろさなくてはいけないのか?が、とても納得出来なかったことを覚えています。

すこし昔の彫金の秘伝文献とか、昔の人はこうだった的な話を先人から聞いたりすると、なぜにコレ?とちょっと面白いものがあったりします。

「昔の職人さんは金属を溶かすときに、シャケの頭を入れる」とか。。。。。
それって本当?からかわれている?

それを教えてくれた方の推測は、シャケには塩分があるから、身近なそれを使ったのでは?という事でしたが、、、。それもやっぱり理解に苦しむところです。。。。。


そんな事を思い出し秋をしっぽり美味しく楽しんでおります。

























秋刀魚の匂いをかぎつけたメルが鼻をフゴフゴしています。
メルちゃん。ちょっと遅かったね~。

しかし、、、、。

塩分もあるので、メルに食べさせることは出来ません。

残った頭。シャケじゃないけど、、、。
金属を溶かすのに使ってみようかしら?