Translate

2016年8月6日土曜日

9月にむけて

毎日暑い日が続きます。。。
今朝の気温の予報を見ると、住んでいる地域の気温予想が、、、。
38℃ !?!?!?

見て見ぬふりをしました。。。。

暑いからと言って、時間は待ってくれません。
9月には展示会がひかえております。

いろいろ準備中です♪

只今制作しているものの1部ですが、、、。
少しだけ公開です。


最近はK18ばかり使用していますが、
久しぶりにプラチナを使った作品になります。
今回は一部アクセントとして純金も使います。

純金はとても軟らかい貴金属です。
繊細なデザインや強度が必要な部分の構造体としては純金は不向きなのであまり使用されせん。
(がっちりした甲丸の指ははたまに見かけます。。。)

純金は加工性にとても優れています。
純金1グラムは、「タタミ1畳」に延ばせる程、延展性があるのです!
あらためて、
純金すごっ!
(純金1グラムは1辺が約0.52mmの立方体。)


純金は色が美しい貴金属だと思います。
昔の人は、「太陽の色」と言ったようですし、とても尊い色だったのでしょうね。

純金はオレンジでとても美しい色なので、今回は「色」として使用しています。


そんな純金を今日は加工しました。
6mm角ぐらいの純金の塊りをローラーで延ばします。

普通
18金やシルバー925は、ローラーで伸ばして加工を進めて行くうちに、「加工硬化」といって、金属が硬くなっていきます。硬くなるたびに金属を加工しやすくするために軟らかくする処理が必要です。
が、
純金は加工してもあまり硬くならずに面白いようにドンドン伸びて行くのです。


延ばす作業をしていて、さくさくと延ばす工程が進むので、ストレスフリー♪

楽しい~。

8mm角棒の純金を0.3mmの丸線まで一気に加工。
さすが純金!!と楽しくなって作業してました。




















0.3mmの丸線を0.20mmに潰して薄い細い板線を作りました。
(上が潰した線せ、下が0.3mmの丸線)




















この潰した丸線を今回は枠に合わせて、くるくる巻いて小さなパーツを作ります。























枠は大きさや形がいろいろ。
自分の気の向くままに、こんな形!
とパーツ作り♪




















この純金のパーツをプラチナで作った枠に一つひとつはめ込んでいきます。
























シルバー色(銀色)の部分がプラチナで、黄色い部分が純金のはめ込んだパーツです。

このプラチナのパーツに連結するパーツがいくつかあるのですが、それにも部分的に純金をはめ込んでいきます。

今の状態だと何が出来るかは、さっぱり予想もつきませんよね。。。
ゴメンナサイ。
小出しになってしまいますが、、、。

徐々に仕上がっていく工程をお楽しみ頂けると嬉しいです♪