唐突に「鉱物」と言われても困りますよね。
鉱物ってなに!?って感じでしょうか?
鉱物。
そこらへんに落ちている石ころも、鉱物の可能性が!
私達の生活に使われる金属の鉄や、貴金属の銀や金も元々は鉱物。
(話が長ーくなりますので、、、詳しい鉱物の定義は、ネットなどで調べてみてください。。。)
その「鉱物」の中の90種類程が宝石と呼ばれます。
宝石の代表格と言えば。。。。
ダイヤモンド!
地球上で一番硬い物質。
そんなダイヤモンドの原石の話を少し。。。。。
ダイヤモンドがカットされる前の「原石」
ご覧になったことはありますか?
これもまた石好きの心を奪う魅力を持っています。
カット技術の発展により、ダイヤモンドの輝きを最大限に生かしたピカピカにカットされた「ブリリアントカット」のダイヤモンドももちろん素敵です。※ブリリアントカットは58面体のダイヤモンド
ダイヤモンドのカット技術がまだ確立していなかった時代。
アンティークのリングに原石のままのダイヤモンドが鎮座していました。
私がダイヤモンドの原石を知ったのは図書館の図録で見たのが最初でした。。。
ずっと、ずっと欲しかったのですが、色々な理由で、なかなかチャンスが無なく、、、。
私にとっては、憧れの石。
そして今回の買付けで、たまたま見つけて手に入ったのです。
チラッと紹介。
3mm程の小さな小さなダイヤモンドの結晶です。
ダイヤモンドの結晶は地中深くで冷え固まる条件によって、8面体を作ったり、丸を作ったり。ごつごつした塊りになったり。透明にならなかったり、色が着いたり、中に別の鉱物が入ったり。と様々。。。
画像のモノは、大まかに8面体。
表面の段々が年輪のようになっていて、なかなかいい表情。
アップにするとこんな感じ。
結晶面が美しい~。
マニアック過ぎます。。。
生み出せれた形は、様々。
参考にもう一つ。
このダイヤモンドの色はブラウン。
5mm程あります。
こちらの方が、8面体とわかりやすいかも!
ちっちゃな三角が付いていてかわいい。。。
自然にこんな形が出来上がるなんて偉大!
地球が生み出した神秘ですよね~。
そしていよいよ伊勢丹までもあと少し!!!
今回のテーマは、「kakera 【カケラ】」
前回発表した、ヘンゼルとグレーテルのネックレスより。
2人を家まで導いてくれた「石」を題材としてフーチャーしてみました。
「石」をもっと深く掘り下よう。
目を閉じてみます。
ぼんやり浮かんだキーワードは「結晶」=「地球のkakera」
小さい頃に、一心にきれいな石を拾い集めた遠い記憶のかけら。
そんなイメージから。
「kakera」のシリーズが誕生しました。
今回発表予定の「kakera」たちは、ダイヤモンドではなく、カラーストーンです。
少し変わった「ガーネット」を使用したり。。。
ガーネットと言って思い浮かべるのは、「ざくろ色」の石ではありませんか?
しかし、ガーネットは様々な色の種類があるのです。
こんな黄~緑に近い色の石だったり。
因みにこれはガーネットの結晶。
ダイヤモンドと違って、コロンと丸みをおびたものが多いみたいです。
丸で囲んだあたりに、結晶の成長面♪
カットすればちゃんと宝石になるグレードの石ですが、、、。
このせっかくの成長面をな削ってしまうのが勿体無いんです。
うーん。
マニアックです。
そして今回の作品は
そんなマニアックなガーネットを使ったり、、、。
原石のカケラで作品を作っています。
結晶をイメージした枠の中に天然石を閉じ込めて。
手にはいった石は、いろんな色が少しづつ。。。。
それぞれの石を大切に作品に仕立てていきます。