先日、デパートに期間限定で出店していた富山のお煎餅屋さんとお話する機会がありました。
一番最初は、店頭に陳列されていた「お煎餅」が非常に気になり思わず足を止めたのです。
なぜその「お煎餅」が気になったのかというと、、、。
付いている金額が!
4枚ぐらいしか入っていないのに、、、。
千円近いんです。。。。
ぬぬぬっつ!お煎餅らしからぬ金額!
というのがきっかけ。
でもその「お煎餅」。
どっしりと厚みのある、非常に美しい形と、丁寧に焼かれた照りツヤ。そしてなんともいえぬ存在感!
ただならぬ風格がありました。
特にパッケージが凝っているとか、小手先で何とかしようじゃなく、そのもので直球勝負!!!という感じ!
もっと詳しく説明すると、
形は「直方体」。厚みが1cm程の、いわゆるよくある「切り餅」の形のお煎餅。
表面は長期乾燥させているため、木の皮のようなキメの整った細かいひび割れが。
このお煎餅を作るのにはかなりの手間が掛かってるそう。
完成したお煎餅の「倍位」の大きさの切り餅を1ヶ月間乾かしてこの大きさになるなしい。
噛めばかむほど味わいのあるお煎餅。と説明してくれました。
うーーん。食べてみたい。
でも、さすがに、、、手が出せません。
そんなこんなで、立ち話。
お煎餅の原料につかうお水や、お米、風土の話まで。
終にはご飯の研ぎ方へ。。。。
今は精米技術が上がっているので、お米に水にをいれたら、軽くかき混ぜるぐらいの方がいい。とのこと。ごしごしお米が擦りあうぐらいにとぐ必要はないそうです。。。
(一番最初は、お米が水をたくさん吸うので、手早く水を入れ替えるとか。。。)
そして、水が少し濁っている位の方が、表面の美味しい部分が残るのでいいらしい。
「へえーーーーーー。」
この話を聞くまでは、とぎ汁が透明になるまで、ザクザクとお米を研いでいた私。。。。
目からウロコ的な。。。。
時代は進化しているのね~。炊飯ジャーといい。精米機といい。洗米の仕方までも。。。
そして、最後には「お餅」を買って帰ったのでした
(因みに、「切り餅」の切れ端のお買い得品♪)。
余談ですが、このお餅。
今まで経験したこと無いぐらい「伸びーーーーる」。
そして本当に美味しかった!
今度会ったときは奮発して「お煎餅」買ってしまいそうです。