下絵に色の試しをして、本番開始。
下絵は普通のコピー用紙に描いています。
和紙に着彩すると、絵具の色や、和紙特有のボコボコとした凹凸具合で、絵具の載りがコピー用紙とは違ってきます。。。
だから慎重に。。。
薄目に溶いた色を徐々に塗り重ねて色を着けて行きます。
ひたすら塗る作業。
画材は、描きたい作品のイメージに合うものを使います。
その時々の表現したいテクスチャーによって
アクリル画材だったり、日本画の顔料だったり。。。
画材は、描きたい作品のイメージに合うものを使います。
その時々の表現したいテクスチャーによって
今回の着彩に関しては、特に変わったことは何も。。。。ないのですが。。。
途中経過と言うことで(^^)。
そうそう。
実は、
今描いている絵は、数年前に展示をさせて頂いたときに発表した「ワニの涙」という作品の「もう片割」
以前描いたのは、
左を向いて指輪を噛んでいるショッキングピンク色の女の子の「ワニ」。
ショッキングピンクが、とーーてもキュート!
で、、、、その子に合う片割をどうしても描きたかったので!!
今回は右を向いているペールグリーン色の男の子バージョンの「ワニ」です。
どちらも「ワニの涙」という諺が題材です。
一般的な意味は、、、、
ワニは、涙を流して泣くということはありません。そんなワニが大粒の涙を流してなくということは、「人を欺むく」という意味があります。。。が。。。。
この絵の中ではワニの「涙」は、エメラルドに変化しています。
エメラルドは「真実」の象徴。
嘘泣きしている涙は、ワニ自身が少しでも持っているであろう「真実の部分」が結晶化してあふれ出たという涙。を表現しています。
でも今回の「ワニの涙」には、それだけじゃない、意味も込めて描いているところもあります。。。
作品の内容に関してはこの辺で。
もう少し経つと、展示の詳細をご報告できるかと思います。少々お待ちを。。。。
さぁ!!次はいよいよ「截金」を施していく作業♪